ふたりだからもっと強くなれる！ マーベルの最強ヒーロー・コンビ12【やっぱりマーベル・ヒーロー推し。】

きょうだいデュオ

ソー&ロキ
（クリス・ヘムズワース&トム・ヒドルストン）

破天荒な神様と裏切り王子

兄弟でもあり宿敵でもある“神兄弟”のソー＆ロキ。ふたりには血縁はなく、ロキが自らの出自を知ったことで二人は複雑な関係に。数々の悪行でソーをはじめとするヒーローたちを翻弄し、時には気まぐれに共闘する裏切り王子ロキ。それでもいざというときは最高のチームワークと“兄弟愛”を見せるのがこの二人の魅力。

サノスによって絶体絶命の危機に陥ったとき、兄と視線を交わして「オーディンの息子」と名乗ったロキの台詞と行動はファンの涙を誘った。

ティ・チャラ/ブラックパンサー&シュリ
（チャドウィック・ボーズマン&レティーシャ・ライト）

ワカンダを守る王と王女

バットマンにテクノロジーや武器を提供するルーシャス・フォックスがいるように、ワカンダの王ティ・チャラ/ブラックパンサーを技術面で支えるのが妹で天才科学者のシュリ。相棒としてともに厳しい戦いに臨みながら、時に冗談を言い合ったり、仲睦まじい姿も見せる“兄妹”デュオ。

偉大なる王が失われた後の世界を描く『ブラックパンサー／ワカンダ・フォーエバー』がマーベル史上最も感動的な映画の一つになったのは、この兄妹の強い絆が真に胸に迫ってくるからだ。

ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ&エレーナ
（スカーレット・ヨハンソン&フローレンス・ピュー）

暗殺者として育てられた〝姉妹〞

スパイ組織“レッドルーム”のトレーニング・プログラムによって暗殺者となり、血のつながりはないものの疑似姉妹として育ったナターシャ＆エレーナ。同等の戦闘能力をもつ二人は、再会時に銃を向け合うような複雑な関係だが、ナターシャの“着地ポーズ”をエレーナがいじるなどユーモラスなやり取りからは本物の姉妹のような絆が垣間見える。二人のやり取りが一作品でしか見られないのが残念だが、これからは“姉”の遺志を継ぐエレーナの活躍が見られそう。

恋人デュオ

ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ&ヴィジョン
（エリザベス・オルセン&ポール・ベタニー）

アベンジャーズの最強カップル

超能力者ワンダ＆人造人間ヴィジョンはMCUの最強カップル。ヴィジョンがワンダのお目付け役を担ったことをきっかけに二人の心の距離は近づき、『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』ではついに思いを伝え合う。ヴィジョンがワンダを励ますために料理をするシーンは幸福感いっぱい。

しかしヴィジョンのマインド・ストーンがサノスに狙われることに…。ワンダがマインド・ストーンを破壊するため悲痛な決断を下す場面はMCU史上最も切ないシーンの一つ。

スコット・ラング/アントマン&ホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ
（ポール・ラッド&エヴァンジェリン・リリー）

“最小”ヒーロー・バディ

最悪の出会いから始まった、頼りなさすぎるヒーロー“アントマン”と、完璧すぎるヒロイン“ワスプ”。しかし二人はやがて相棒、そして恋愛関係に。いつも間違いを犯したり、ばかげたことをするスコットに対して、知的な皮肉屋で気が強く身体能力抜群のホープはすべてが正反対。それでも二人の相性の良さは誰の目にも明らか。二人の結びつきと対等な関係性はサノスとの戦いで二人が言う「We're on it, Cap（“私たち”がやる）」というセリフに集約されている。

ピーター・クイル/スター・ロード&ガモーラ
（クリス・プラット&ゾーイ・サルダナ）

深い信頼で結ばれた“スターモーラ”

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズの主人公ピーター＆ガモーラの二人は、ファンには“スターモーラ”の愛称で呼ばれるロマンティックなデュオ。お宝ハンターと危険な暗殺者として出会った二人は、チームとして行動する中でお互いに惹かれあう仲に。

ガモーラと約束を交わしたピーターが『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』でサノスに捕まった彼女を撃とうとするシーンは、二人がお互いにどれほど信頼しあっているかを物語る愛の名シーン。