いよいよ2024年7月24日(水)に『デッドプール&ウルヴァリン』公開! デッドプールとウルヴァリン、ふたりの特徴を過去作を基に振り返ります!(文・平沢薫/デジタル編集・スクリーン編集部)

過去作でのデッドプールをプレイバック

『デッドプール』(2016)

画像1: 『デッドプール』(2016)

恋人ヴァネッサとラブラブのウェイドは末期がんと診断され、がんの治療と引き換えに謎の男フランシスの人体実験の実験台になる。やがてミュータント遺伝子が活性化されて驚異的な治癒能力を得るが、なんと、全身の皮膚が爛れたような形状に。

画像2: 『デッドプール』(2016)

ウェイドは実験室から脱出するが、醜い姿を見せたくなくてヴァネッサの元には戻らない。自分で全身を覆うコスチュームを作って"デッドプール"に変身。問答無用のバイオレンスでフランシス一味に復讐していく。

画像3: 『デッドプール』(2016)

フランシス一味はデッドプールの復讐を逃れるため、ヴァネッサを誘拐。デッドプールはX-MENのコロッサスとメガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドの協力を得て敵を倒し、ヴァネッサを取り戻す。めでたし。

『デッドプール2』(2018)

画像1: 『デッドプール2』(2018)

ヴァネッサが敵の襲撃で死に、デッドプールは自殺しようとするが出来ず、コロッサスに救われてイヤイヤながらX-MENの一員に。初仕事として14歳のミュータント、ラッセルの暴走を止めることになる。

画像2: 『デッドプール2』(2018)

未来でラッセルに家族を殺されたケーブルが、時間移動して現在のラッセルを狙うが、デッドプールの自己犠牲でラッセルが改心し、未来が変化。ケーブルは時間移動してデッドプールを救う。本編の後、デッドプールは、ケーブルの装置で歴史を改変しまくる。

デッドプールについて

本名はウェイド・ウィルソン

元は傭兵だが、NYでは悪党を痛めつけて報酬をもらう困った暮らしぶり。恋人ヴァネッサと結婚するはずが、自分が末期がんだと知ると彼女と別れようとするイイ奴。この頃から、かなりおしゃべりでジョークを連発。

頭だけになっても大丈夫! 驚異的な再生能力

自己治癒能力の高さは反則レベル。手首から先を切り落としても、しっかり生えてくる。爆弾で身体を吹き飛ばしたときは、頭部も吹っ飛び、手足もバラバラになったのに、それでも復活するんだから、もう不死身。

愛用するのは2丁拳銃&2本の日本刀

元は傭兵なので戦闘経験が豊富、格闘技術も習得、射撃も名手。基本的に両手を同時に使うのが俺ちゃん流の戦闘スタイルで、拳銃は二丁拳銃、背中に背負った日本刀も2刀。刀は斬るだけでなく、投げつけても使う。

観客に話しかける! “第4の壁”をぶち破る

“第4の壁”とは、“作品内世界”と“現実世界”を隔てている見えない壁(境界)のこと。登場人物はこの壁を越えられないのがお約束だが、デッドプールが約束を守るワケがなく、この壁を超えて観客に話しかける。

常におフザケ、大好きなのは下ネタ&ジョーク

とにかく黙っていることがない。口を開ければ出てくるのは、くだらないジョークと下ネタばかり。戦闘中も変わらず、爆破され空中を舞う車の中で「ウチのコンロの火、消したっけ?」といってみたり。フザケすぎ。

愛する恋人&友人たち

そんな困った性格なのに、なぜか友人はいっぱい。恋人ヴァネッサとはラブラブ、盲目の老女ブラインド・アルと同居し、行きつけのバーには親友ウィーゼルがいて、タクシー運転手ドービンダーとも仲良し。なぜ?

過去作でのウルヴァリンをプレイバック

『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)

画像: 『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(2009)

少年時代、父を射殺した男を殺してしまい、兄ビクターと共に逃亡し、約1世紀に渡り様々な戦争で傭兵になる。兄に恋人を殺され、復讐のためアダマンチウム結合手術を受ける。後に、頭部を射たれて記憶を失う。

「X-MEN」オリジナル3部作

『X-MEN』(2000)『X-MEN2』(2003)『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(2006)

画像: 「X-MEN」オリジナル3部作

闇の賭け試合で賞金を稼ぎながら、トラック運転手をしていたが、“恵まれし子らの学園”から逃げたローグを車に乗せたことから、X-MENと出会う。一度は自分の過去を探すために去るが、やがてメンバーになる。

『ウルヴァリン:SAMURAI』(2009)

ウルヴァリンがかつて救った日本兵が大企業経営者になり、恩返しのためウルヴァリンを日本に招くが、その目的は彼の治癒能力を入手することだった。ウルヴァリンは治癒能力を失った状態で敵と戦うことになる。

『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)

画像: 『X-MEN:フューチャー&パスト』(2014)

対ミュータントの特殊兵器“センチネル”誕生の原因となった暗殺事件を阻止するため、キティがウルヴァリンの意識を1973年の彼の身体へ転送。彼は後にX-MENになる若きミュータント達と協力し、使命に挑む。

『LOGAN/ローガン』(2017)

画像: 『LOGAN/ローガン』(2017)

2029年、ローガンは体内のアダマンチウムの毒素により治癒能力が低下し、リムジンの運転手に。11歳のミュータント少女ローラに出会い、ミュータントの子供たちの国境越えに協力するため、最後の力を振り絞る。

ウルヴァリンについて

本名はジェームズ・ハウレット/ローガン

もともとは、カナダ生まれで、父親が大好きな病弱な少年。少年だった1845年に、父親が殺されるのを目撃して、ミュータント能力が覚醒。拳から突き出た爪で父を殺した男を殺してしまい、逃走して傭兵になる。

再生能力に加えて不老不死

自然治癒能力の高さも、ウルヴァリンのミュータント能力。治癒の速度が早いだけでなく、大きな損傷からも回復することができる。彼が19世紀生まれなのに、ほとんど老化していないのは、この能力のため。

敵を切り裂くアダマンチウムの爪

アダマンチウムはマーベル世界最強の金属なので、ウルヴァリンの爪は世界最強。彼の爪は元々は骨のような物質だったが、軍人ウィリアム・ストライカーの実験により、全身の骨格にアダマンチウムを組み込まれた。

接近戦が得意

ミュータント能力によって超人的な反射神経や敏捷性があり、嗅覚や聴力は動物並みに鋭い。さらに、100年以上に渡って戦場で傭兵として活動してきたので、さまざまな格闘術や武器を扱う技術を身につけている。

無愛想だけど情に厚いナイスガイ

長年に渡って単独行動をしてきたので、人との付き合いに慣れておらず、チーム行動が苦手で、無愛想な態度をとることが多い。しかし、ローグが敵に誘拐された時は、自分の命を顧みず行動するなど、本当は情に厚い。

意外? 恋愛は豊富

実は恋愛経験は豊富。『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』でケイラ、『ウルヴァリン:SAMURAI』でマリコと恋愛し、『X-MEN:フューチャー&パスト』では1970年代に親分の娘と交際。「X-MEN」オリジナル3部作ではジーンに片思いしている。

『デッドプール& ウルヴァリン』
2024年7月24日(水)公開
2024/アメリカ/配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ショーン・レヴィ
出演:ライアン・レイノルズ、ヒュー・ジャックマン、エマ・コリン、マシュー・マクファディン、モリーナ・バッカリン、レスリー・アガムズ

『X-MEN』『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『ウルヴァリン:SAMURAI』『X-MEN:フューチャー&パスト』『X-MEN:アポカリプス』『LOGAN/ローガン』『デッドプール』『デッドプール2』ディズニープラスで見放題配信中 ©2024 Marvel ©2024 20th Century Fox. All Rights Reserved. ©2024 20th Century Fox. All Rights Reserved.

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