テルグ語圏の映画としては『バーフバリ/王の凱旋』『RRR』に次ぐ史上3位の興行記録を打ち立て、すでに第二弾も製作中の壮大なヒーローアクション叙事詩『SALAAR/サラール』が、ここ日本でも絶賛公開中。この度、本作の監督プラシャーント・ニールのインタビューが到着した。アクション巨編「K.G.F」シリーズも大成功に導いたニール監督。ヒーローを描く上でのこだわりをはじめ、自身の映画作りのこだわりの数々を語ってくれた。

「ヒーローにとって最も重要なのは信念」

――『SALAAR/サラール』が7月に日本で公開。いまのお気持ちは?

プレッシャーが大きいです。日本では世界中の映画が公開されており、日本の皆さんは常日頃それらに親しんでいるからです。ですから、日本で自分の映画が公開されることにとても興奮しています。でも同時に、日本の皆さんは世界の多様な映画を見慣れているので、日本での上映は私にとっても挑戦です。

画像: プラシャーント・ニール監督(左)と主演のプラバース(右)

プラシャーント・ニール監督(左)と主演のプラバース(右)

――日本のファンに見てほしいポイントは?

この映画は2部構成になっています。今回公開される『SALAAR/サラール』は、物語の前半部分で、後編への伏線がちりばめられています。今回描かれるのは、離れていた親友が再会するとても重要な物語です。それを皆さんにもぜひ見てほしいです。

――『SALAAR/サラール』は複雑な要素があるストーリーですが、どのように構想していったのでしょうか。

『SALAAR/サラール』の話はとても単純です。二人の親友が互いのために命を捧げ、そして、互いにとっての最悪の敵になるのです。このシンプルな物語を、私は複雑な設定で描きたかった。そういうことは初めての試みだったので、私もとてもワクワクしました。友情と対立を表現するべく、とても暴力的な背景にしたかったのです。

――本作でも激しいアクションが展開されます。監督ご自身、アクションへはどのようなこだわりをお持ちでしょうか。

インド人はアクション映画を感情があふれる映画だと考えています。アクション映画は何の感情もなく、暴力的なだけのものではないのです。観客に、ただ血を見せて作品に引き込むだけではない。感情が重要なのです。ですから、その感情に従って物語を進めていくと非常に書きやすいのです。キャラクターに従っていけば、自然と戦いや感情が表現することができます。

画像: 「ヒーローにとって最も重要なのは信念」

――本作でも描かれる“ヒーロー”という存在に対してはいかがですか。

主人公であるヒーローにとって最も重要なのは“信念”だと考えています。それがヒーローにとって最も重要です。私たちは一番背の高い人、一番頭のいい人を求めているわけではありません。ヒーローは、脚本に登場すると自分から名乗り出てくるようなキャラクターです。なぜなら、ヒーローには信念があるからです。

全てのスーパースター、私たちが愛し、賞賛し、自分の時間を捧げるような人たちは皆、信念を持った人達です。彼らはスクリーンを支配します。それは私達にとって、とてもとても重要なことです。画面を自分の物にする主人公というのが非常に大事です。その名前がスクリーンに登場すれば、観客が口笛を吹き始める。そこまでのイメージを構築する必要がありますが、それは信念がなければできないことなのです。

私たちは彼らを見て育ち、そして、彼らは映画製作を変えたのです。

画像: デーヴァ(プラバース)

デーヴァ(プラバース)

――本作でヒーローを演じたプラバースさんは、監督から見てどんな人物ですか?

「バーフバリ」は、インド映画を世界中に知らしめました。そして私たちは、日本の人々が彼の作品を愛し、私たち同様にスクリーンで彼を見るのが大好きだと聞いて、とても嬉しく思っています。彼がスクリーンに登場すると、拍手や口笛が鳴り響くそうですね。そのようなことを聞くのは私たちにとってとてもうれしい事なのです。

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