濱口竜介著『他なる映画と』の刊行を記念して、「濱口竜介監督特集上映《映画と、からだと、あと何か》」の開催が決定した。シモキタエキマエシネマ K2をはじめ、全国のミニシアターにて16作品を一挙上映する。
画像: 濱口竜介監督特集上映《映画と、からだと、あと何か》開催決定!『何食わぬ顔』から『Walden』まで16作品を一挙上映
画像: 『ドライブ・マイ・カー』 ©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

『ドライブ・マイ・カー』
©2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

カンヌ、ベルリン、ヴェネチアの三大映画祭を制覇、『ドライブ・マイ・カー』では米アカデミー賞®︎にも輝き、いまや世界がもっとも注目する映画監督の一人となった濱口竜介。映画を見ながら、映画をつくり、ときどき映画について書いてきた、そう自ら語る濱口竜介の 15 年にわたるレクチャー・批評・エッセイがまとめられた『他なる映画と』(全2冊、インスクリプト)の刊行を記念し、この度特集上映の開催が決定。

古今東西、数々の映画が論じられるその著書で、とりわけ焦点が当てられているのは、カメラが写す被写体たちの「からだ」と、それをスクリーンで見る私たちの「からだ」、そしてそれらの相互作用によって「映画」が生まれる現場。特集タイトルには《映画と、からだと、あと何か》という言葉が添えられた。8ミリ青春群像劇『何食わぬ顔』から人が写らぬ唯一の掌篇『Walden』まで、20年以上におよぶフィルモグラフィから選りすぐりの16作品が一挙に上映されるのはこれが初めて。昨年のヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞し、今なお全国で上映が続いている最新作『悪は存在しない』へと至る軌跡をたどる。

【上映作品】
『何食わぬ顔(long version)』(2002)
『PASSION』(2008)
『永遠に君を愛す』(2009)
『THE DEPTHS』(2010)
『親密さ』(2012)
『なみのおと』(2011)
『なみのこえ 新地町』(2013)
『なみのこえ 気仙沼』(2013)
『うたうひと』(2013)
『不気味なものの肌に触れる』(2013)
『ハッピーアワー』(2015)
『天国はまだ遠い』(2016)
『寝ても覚めても』(2018)
『偶然と想像』(2021)
『ドライブ・マイ・カー』(2021)
『Walden』(2022)

【上映劇場】
宮城県 |フォーラム仙台       8/16(金)〜
福島県 |フォーラム福島  8/16(金)〜
東京都 |シモキタエキマエシネマ K2 9/6(金)〜
神奈川県|シネマ・ジャック&ベティ  8/10(土)〜
富山県 |ほとり座  8/24(土)〜
大阪府 |第七藝術劇場/シアターセブン 9月
京都府 |出町座  8/30(金)〜
広島県 |横川シネマ  9/7(土)〜
ほか

「濱口竜介監督特集上映《映画と、からだと、あと何か》」
配給:コピアポア・フィルム
協力:Incline、Sunborn、ENBUゼミナール、サイレントヴォイス、ビターズ・エンド、インスクリプト

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