『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(19)、『ブレット・トレイン』(22)などのデヴィッド・リーチ監督がライアン・ゴズリングを主演に迎えた最新作『フォールガイ』<8月16日(金)全国公開>より、エミリー・ブラントのインタビューが到着した。

本作は、デヴィッド・リーチ自身が設立し、ハリウッドアクションのトップランナーである製作集団87ノース・プロダクションズを率いて贈る最新作。今は映画監督となった元カノから、失踪した映画スター捜索をお願いされたスタントマン・コルト(ゴズリング)が思いもよらぬ事件に巻き込まれていく様をアクションたっぷりに描いている。

「クワイエット・プレイス」シリーズなどでおなじみのエミリー・ブラントが演じたのは、主人公に行方不明のスターを探すようにお願いしたジョディ。初監督作となるアクション映画『メタルストーム』の監督に精力を注ぐ中、姿を消していた元カレとの再会に心乱されるという役どころだ。

劇中でケミストリーを魅せるライアン・ゴズリングについてや、「今まで仕事をしてきた中で最も強力的な人」と語るデヴィッド・リーチ監督についてなど作品の裏側や見どころを話してくれた。

監督やライアンとの協業、そして映画愛あふれる内容に惹かれたエミリー

ーーあなたは慎重にプロジェクトを選びます。本作ではどこに魅力を感じたのでしょうか?

この企画が持ち込まれたとき、デヴィッド・リーチとライアン・ゴズリングの名前があったので、個性的で、エキサイティングで、スタイリッシュで、それでいて地に足のついたものが期待できると思ったんです。私はデヴィッドの映画が大好き。その派手さと狂気が大好きなんです。ライアンの大ファンでもあります!

また、この作品が映画へのラブレターであり、私たち俳優のために命と身体を危険にさらし、文字通り私たちのために“倒れる”スタントマンたちへのラブレターであるというアイデアもとても魅力的でした。

画像: エミリー演じる映画監督のジョディ

エミリー演じる映画監督のジョディ

ーーこのストーリーを一言で説明すると?

ライアンが演じるコルト・シーバースというスタントマンがいる。彼は映画の撮影現場でキャリアを絶たれそうになった事故を乗り越えようとしているんです。だから彼が一番望んでいないのは、スタントマンとしてのキャリアを再活性化させるために、また別の撮影現場に引き戻されること。

だけど、かつての恋人ジョディが映画の監督をしていた。彼は彼女を取り戻したい一心で撮影に臨むけど、最終的にはジョディの映画全体を吹っ飛ばしかねない陰謀に巻き込まれてしまう。そして彼は、彼女を取り戻そうとして、もつれた網の目にはまっていくんです。

ジョークや小言も映画に取り入れていった

ーーあなたが演じるジョディ・モレノはどんな人ですか?

ジョディは本当に温かくて魅力的。だけど、私たちみんなと同じようにエキセントリックで、ちょっと混乱気味なんです。彼女の監督デビュー作は『メタルストーム』というとんでもなく贅沢なSF西部劇で、彼女は自分の手に負えないような状態。ジョディには大きな才能がありますが、この映画では法外なプレッシャーにさらされ、糸にぶら下がっているような状態なんです。

だから、彼女が一番必要としているのは、自分が築き上げたすべてを解きほぐし、彼女の世界全体をひっくり返す元カレの登場なんですが、結局のところ、互いへの想いと2人の相性の良さが、プロとして物事を進めようとする気持ちよりも勝ってしまうんです。

ーー彼女のどこが一番好きですか?

厳しい監督じゃないところかな。彼女は超クリエイティブな人で、以前はカメラマンとして下積みをしていて、映画作りに情熱を持っている。必死で成功を望んでいる。私は、自分の頭ではどうすることもできず、水面下でもがき苦しんでいる人たちを演じるのが好きなんだと思いました。

ーーアクション映画製作の世界を内側から探るのは楽しかったですか?

そうですね、この業界における私たち自身の経験から探求することがたくさんありました。撮影現場の人たちとは加速度的に友情が深まり、ある種の秘密クラブにいるような感じで、ジョークや小言を映画に取り入れることができました。

This article is a sponsored article by
''.