キム・ソンホが明かすチャ・スンウォン先輩のチャーミングな一面に一同爆笑!
――チャ・スンウォンさんは、本作では傭兵役として、多くあるアクションシーンをスタントなしでこなされたそうですが、危険なシーンもあるなか、実際にノースタントでやられてみていかがでしたか?
チャ・スンウォン:僕の代役というかスタントの方がいらっしゃるんですが、やはり僕と少し身のこなしや動きがどうしても異なるんです。すごく高難度のアクションシーンでなければ、できるだけ自分でこなそうと努力をしています。ただ、みなさんですね、僕が全てやったとおっしゃるんですが、実際にはアクションチームの力添えがあったので、今回何とか対応することが出来たと思います。
――キム・ソンホさんは、「貴公子」に続くパク・フンジョン監督作への出演ですね。貴公子の陽、動のキャラクターとは違い、本作では、陰、静を感じさせるチェ局長ですが、演じるにあたり意識されたことや役作りをお聞かせください。
キム・ソンホ:「貴公子」と比べて、情緒と言うんですか、すごく彼の感情が全く違っていまして、今回は、落ち着いた姿でふるまおうとしました。たとえば、歩き方、話し方、そして、感情の表し方、そういった面で役作りに取り組みました。パク・フンジョン監督とは会話を何度も重ねて、チェ局長の物語、なぜ彼がこういう行動を取るのか、という彼のバックストーリーを随分研究しようとしました。そして、彼が常に孤独というか「寂しさを漂わせる」、そういう風に落ち着きを常に保とうとしました。役作りに関しては、減量もしましたね。
――キム・ガンウさんも、同じく「貴公子」に続く出演ですが、本作ではアメリカ国籍のポール役としてどういった点に力を入れて演じられましたか?
キム・ガンウ:ポールは、生まれは韓国ですが、国籍はアメリカで、いわゆる黒髪の外国人と言える人物だと思うんです。彼は韓国のためではなく、アメリカのために働いている情報機関のトップです。作品の前半はかなり英語のセリフが多く、その練習をして、韓国に入ってからは、チェ局長と対峙するシーンが多いので韓国語の台詞を非常に柔軟に、彼が「韓国生まれ」ということが、疑う余地が無いよう韓国語を駆使するように相互に努力をしました。
――チョ・ユンスさんは、今回初ヒロイン役ですね。監督は拳を上手く使うと絶賛されていますが、これまでとは違う役への挑戦はいかがでしたか?
チョ・ユンス:まず私は、アクションの経験が皆無だったんです。撮影に入る前はとても心配していましたが、準備期間の間に忠実にアクションの準備をしよう、「自分はできるはずだ」と、自分に言い聞かせながら頑張りました。今回、主演もそうですし、アクションの演技なども初めて尽くしの作品なんです。未だに実感が湧かないほどですが、自分でも本当に不思議で幸せな経験ができたなと思っています。
――撮影で一番記憶に残るエピソードを教えてください。
チャ・スンウォン:これが一番難しい質問ですよ(笑)ただ今回、撮影期間で印象に残っているのは、チョ・ユンスさんが苦労されている姿でしょうか。彼女が、先程話したようにアクションの経験が今回初めてで、自分が担っている重責っていうんですか、そういうのを横から見ていて「大変だろうな」とか、「偉いな」という、そういう感情がすごくめばえました。「自分があの年齢だったら果たしてできたんだろうか?」と思いながら、チョさんの姿を見たのが印象に残っています。
――ちなみに4人の中でムードメーカーはどなたですか?
キム・ソンホ:<キム・ソンホ、チョ・ユンスがチャ・スンウォンを指して>チャ・スンウォン先輩ですよね、やはり。チャ先輩がムード―メーカーでした(笑)。チャ先輩のおかげでアクションシーンが常にとても楽しかったです。今回ダミーを沢山使ってたんですが、チャ先輩がダミー1、2に対して、全部名前を付けて話しかけたり、「あなた元気?」とか話しかけていたのがすごく印象に残っていますね(笑)<チャ・スンウォン、チョ・ユンスが爆笑し、キム・ガンウも笑顔に>
一例として、キム・ガンウさんのダミーも居たんですが、ガンウさんは、すでに撮影を終えてソウルに帰っていたんですよ。なのにガンウさんのダミーに向かって、「ご飯は食べたのか?」とか、「そろそろ起きる時間だよ」とか、そういう風に声をかけていました(笑)
<チャ・スンウォンが笑いながら「ガンウや~、起きる時間だ~」と再現をし、キム・ガンウが笑いながら返事をするのを見て、キャストたちが大笑いする様子も>
――作品を楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願いします。
チャ・スンウォン:この猛暑の中、スカッとするようなアクションエンターテイメント作品です。是非楽しんでください。
<STORY>
自国が外国勢力に抑圧されるのを長年見てきた韓国政府の不正な科学者グループが、自国を世界の強国と同じ土俵に立たせるため、あるウイルスの開発に着手する。“暴君プログラム”と呼ばれるこのウイルスは、人間の能力を飛躍的に向上させることを目的とした人類の進歩のために無限の可能性を秘めていた。
しかし、プロジェクトが完成する前に、アメリカの諜報員グループが計画を暴き、全サンプルの引き渡しを要求される。アメリカ側に研究成果を渡したくない科学者グループのリーダーは、秘密工作部隊を雇い、阻止しようとするが、“暴君プログラム”最後のサンプルが配送中の事故で消えてしまい、両政府による”暴君プログラム”を巡る、激しい戦いが幕を明けるー。
「暴君」
8月14日(水)より、ディズニープラス スターにて独占配信開始
(全4話一挙配信)
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