皇太子・韓燁を演じたゴン・ジュンのインタビュー

ゴン・ジュン、現場で生まれた鼻キスシーンの真相を明かす!

──演じた韓燁について紹介してください。

韓燁は堂々たる大靖の皇太子です。普段は口数も笑顔も少なく見えるかもしれませんが、内面は感情豊かな人物です。(ため息をついて)心には自分なりの誰にも言えない苦しみを抱えてるんです。また、とっても可愛い面や情熱的な面もあります。相手によって見せる面が違います。

──ご本人は活発な性格だと思いますが、韓燁を演じる際に自分をどう抑えましたか?

出番を待っている間は歌を歌って、余計なことを言わないように我慢してました。冗談です(笑)。実際、演じているうちに彼の内心の苦しみが実感できるようになって、その間はけっこう疲れました。彼を演じるのが疲れるというのではなくて、彼は心に多くのものを抱えて、いろいろなことを考えすぎているからです。

──韓燁について一番羨ましく思う点、感心する点は何ですか?

彼について一番感心する点は、裏で巧みに計略をめぐらす才能ですね。

──任安楽役と帝梓元役を演じたディリラバさんと初共演した感想は?

この作品のミッションを完遂できたことが嬉しいです。劇中の僕らは多くのシーンで異なる立場にあって、それぞれの行動をします。まとめると、共演は楽しかったです。

──リウ・ユーニンさんと共演した感想を教えてください。

リウ・ユーニンさん、彼はライブ配信ではとても面白いキャラですよね。彼の演じる洛銘西という役柄はクールでミステリアスなので、撮影現場の彼とは大きなギャップがあります。まるで洛銘西を封印してしまったかのように感じます。

──リウ・ユーニンさんも含めて3人での撮影では何か面白い出来事はありましたか?

歌を歌ったり、世間話をしたりしていました。グルメについて、お肌のお手入れについて、どこで吹き出物を処理するか、撮影が終わったらどこに火鍋を食べに行くかなどについて、おしゃべりをしていました。

──韓燁の任安楽と帝梓元への気持ちに違いはありますか?

山奥に軟禁されている帝梓元は彼にとって精神的な拠り所です。10年会えていない彼女を守ろうとしています。一方、任安楽はその彼の計画に突然割り込んでくる第三者です。任安楽に対する気持ちは帝梓元とは違うものです。そこに彼なりの苦しみや辛さがあります。

──韓燁が任安楽にからかわれていたとき、ゴン・ジュンさん自身が心でつぶやいていたモノローグは?

“自制しないといけない”ですね。これまで演じてきた役柄は外交的だったりオレ様だったり積極的なタイプでしたし。ただ、前半の韓燁はそういうタイプとは違いますが、後半になるとちょっと変わってきます。後半は積極的になっていくので、みなさん、この後の続きも観てくださいね。

──リアルで任安楽のような女性に出会ったら、心が動かされますか?

きっと、たぶん。任安楽はとっても積極的だから。でも、相手によります。何とも言えないです。

──キャラクター設定を入れ替えて、韓燁が任安楽を誘惑するとしたら、どういうふうにしますか?

韓燁ならきっと積極的に任安楽をデートに誘って一緒に月を愛でたり、詩を詠んだり、「唐詩三百首」を読んだりするんじゃないかな。冗談です(笑)。

──鼻と鼻でのキスシーンがありましたね?視聴者の間で、無邪気に見えて策略を巡らす韓燁の一面が垣間見えたと話題になりましたが、どういった経緯であのようなシーンが出来上がったのでしょうか?

脚本に具体的に書いてあったのではなくて、現場で生まれたシーンだったと思います、僕の記憶では。このシーンはもともと視聴者に韓燁が隠し持つギャップを見せるつもりでした。後半ではああいう態度が韓燁の普段の姿になっていきます。立場が逆転して隠す必要がなくなるからです。

──後半のストーリーのハイライトを教えてください。

いろんな人間ドラマと、波乱万丈、紆余曲折の展開があります。後半では2人がそれぞれの責任、それぞれの目的のために行動していきます。2人にとっては辛い展開になりますね。韓燁も苦労することになります。本当にかわいそう…。

──脚本を選ぶときは、時代劇の次は現代劇というふうに順番を考えていますか?

順番とかは考えていません。確かに1本、時代劇を撮った後には休みたくなることもあります。でも、だからと言って可能性を全部排除してしまうわけではありません。どんな役柄もどんなジャンルも経験していきたいので、その都度、違うタイプの作品に挑戦して、それをみなさんに新鮮な気持ちで観てもらいたいと思います。

──仕事が忙しすぎて平常心が保てなくなったことなどありますか?

ありえない。僕が個人事務所のスタッフたちに言うのは、ちゃんとコミュニケーションを取るということです。僕もボスの立場から物を言うんじゃなくて、いつもみんなで話し合うようにしています。

──ゴン・ジュンさんはどんなボスなんですか?

それを聞くんですか? 自画自賛させるんですか? (側にいるスタッフに向かって)ゴン・ジュンはどんなボスですか?(スタッフが「善良で、性格がとても良いです、めちゃくちゃ、とてつもなく良いです!」と答えると)それって保身のために言ってるの?(スタッフ「違います!」)実際、僕らはとても仲が良いし、仕事も真面目にやっています。

──最近は仕事が途切れませんが、今の状況に満足していますか?

仕事が多いことは嫌じゃないです、いいことです。まだまだ上昇期にあってこれからも上に登っていけると思っています。むしろ仕事がない状態の方が怖いですね。

──四川出身のゴン・ジュンさん、ディリラバさんとリウ・ユーニンさんが四川旅行に行くと聞いたら何をオススメしますか?

四川はオススメがいっぱいありますよ。僕の故郷の成都に行ってほしいし、川西もいいですし、チベット自治区も楽しいですよ。

──韓燁の言い方でこのドラマをPRしてください。

韓燁の言い方で? ちょっと考えます。「大靖の皇太子として、一国の継承者として、そなたに『安楽伝』を観ることを命じる」(笑)。

──最後にファンへメッセージをお願いします。

改めて、ぜひ僕の出演するドラマ「安楽伝」を観てくださいね。そして、僕のフォローをよろしくお願いします。ありがとうございました。またね!

「安楽伝」
U-NEXTにて独占先行配信中  
DVD-SET1~2&レンタルDVD Vol.1~12リリース中 以降毎月順次リリース
セルDVD:各17,600円(税抜16,000円) 
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
© 2023 Youku Information Technology (Beijing) Co., Ltd. All Rights Reserved

This article is a sponsored article by
''.