公開以来、世代を超えて国内外でファンが増殖したカルト的傑作『柔らかい殻』が2024年10月4日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか順次公開決定。この度、本作の特別ビジュアルが解禁になった。

カルト的傑作がいま、衝撃の復活!

1990年の公開時、ロカルノ映画祭では銀豹賞を含む五つの賞を受賞、シッチェス国際ファンタスティック映画祭で最優秀女優賞、最優秀撮影賞を受賞ほか各国の映画祭でセンセーションを巻き起こした映画『柔らかい殻』。
絵画、小説、舞台、児童文学とジャンルを超えて才能を発揮、その独特な幻想的世界で人々を魅了し続けているイギリスの鬼才、フィリップ・リドリーが自ら脚本と監督を手掛け、その強烈なイマジネーションを余すことなくスクリーンで解き放った初の長編監督作品だ。公開以来、世代を超えて国内外でファンが増殖したカルト的傑作が全国順次公開決定。ファン待望、衝撃の復活となる。

物語の舞台は1950年代のアイダホ州。一面に小麦畑が広がる田舎町に育った八歳のセスは表面的には平和な生活を送っている普通の少年だ。しかし、ある日友達が何者かに殺されたことをきっかけに、次から次へと恐ろしいことが起こり始める…。本作がほかの「子供映画」と一線を画し、「カルト的」作品たらしめているのは、本来安心した環境におかれなければならないはずの幼少期がとてつもない恐怖にさらされている点と、「悪夢のように不条理な世界」があくまでも子供の眼差しを通して描かれている点だ。
この度、そんな「悪夢の少年時代」をあらわした完全オリジナル、特別ビジュアルが解禁となった。アンドリュー・ワイエスにインスピレーションをうけた美しい麦畑と空が血のような赤で染められ、本作の主人公である少年、セスを大胆に大きくデザイン。指の隙間から、少年は恐ろしい世界を見つめている。フィリップ・リドリー監督が本作について述べている「主人公の恐怖は私たち誰もが経験する恐怖となってゆく。孤独への恐怖、死への恐怖、核兵器やホロコーストへの恐怖、セックスへの恐怖、そして、暗闇への恐怖」といったあらゆる「恐怖」を凝縮した悪夢的なビジュアルが完成した。また、本ビジュアルをデザインしたチラシが先着順の入場者特典としてプレゼントされる。

『柔らかい殻』
監督・脚本:フィリップ・リドリー 撮影:ディック・ポープ 音楽:ニック・ビキャット 出演:ジェレミー・クーパー、ヴィゴ・モーテンセン、リンジー・ダンカン
1990年 / イギリス / 93分 / 提供:マーメイドフィルム 配給:コピアポア・フィルム

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