【ダークヒーローの定義】『ヴェノム：ザ・ラストダンス』を10倍楽しむための前２作プレイバック&知っておくべき基礎知識

2024-10-24

スクリーン編集部 @ SCREEN

劇場公開ヴェノム：ザ・ラストダンスヴェノムヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ

（デジタル編集・スクリーン編集部）
カバー画像：『ヴェノム』より　© 2018 Columbia Pictures Industries, Inc. and Tencent Pictures (USA) LLC. All Rights Reserved. | MARVEL and all related character names: © & ™ 2024 MARVEL.

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『ヴェノム』Venom（2018）

監督：ルーベン・フライシャー
出演：トム・ハーディ、リズ・アーメッド、ミシェル・ウィリアムズ

最悪最強のダークヒーロー登場！

ヴェノム登場篇。宇宙に人類を進出させることを掲げているライフ財団のドレイク社長（リズ・アーメッド）にインタビューすることになったジャーナリストのエディ（トム・ハーディ）。表向きは健全な財団だが実は人体実験も行っているという悪評もあるドレイクに、エディはドレイクの下で働く恋人アン（ミシェル・ウィリアムズ）のPCを覗き見て得た情報をぶつけ、放り出されてしまう。しかもアンとの関係は破局し、仕事も失ってしまった。

それから半年後、財団で働く科学者がエディに接近。財団が宇宙から持ち帰ったシンビオートという生物を人体に寄生させている事実を暴いてほしいと言う。研究所に忍び込んだエディはそこでシンビオートに寄生されてしまうが、これまで寄生実験はことごとく失敗していたのに、エディはヴェノムというシンビオートとの共生が成功する。

それを知ったドレイクは、エディを捕獲しようとするが、ヴェノムの怪力パワーを得たエディは追っ手を撃破。エディ＝ヴェノムはドレイクの野望を阻もうとするが、彼らの前にもう一体のシンビオート、ライオットが現れる…。

登場人物

エディ／ヴェノム（トム・ハーディ）
宇宙生命体シンビオートに寄生され、共生生活を送るジャーナリスト。

アン（ミシェル・ウィリアムズ）
エディの元恋人で弁護士。シーヴェノムになってエディを救うことも。

ドレイク（リズ・アーメッド）
恐るべき野望を持つ財団社長。シンビオートに寄生されライオットに。

『ヴェノム』

デジタル配信中
4K UHD/ブルーレイ/DVD発売中
権利元：株式会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売・販売元：株式会社ハピネット・メディアマーケティング

『ヴェノム：レット・ゼア・ビー・カーネイジ』
Venom: Let There Be Carnage（2021）

監督：アンディ・サーキス
出演：トム・ハーディ、ウディ・ハレルソン、ナオミ・ハリス

ヴェノムを圧倒する強敵カーネイジとの激戦！

エディとヴェノムの絆がさらに深まるシリーズ第2弾。エディは凶悪連続殺人鬼クレタス（ウディ・ハレルソン）の指名で、刑務所で死刑囚として監禁されている彼の取材に向かうと、あることがきっかけで激昂したクレタスに手を噛まれてしまう。これが元でエディの血を通じてシンビオートの一部がクレタスの体内に流入してしまい、クレタスは凶悪なシンビオート、カーネイジに変身。

監獄から脱走したクレタスは、やはり収監されている元恋人で音波を操る超人シュリークことフランシス（ナオミ・ハリス）と共に自分たちを苦しめた人類への復讐を計画。一方のエディはヴェノムと大喧嘩してしまい、ヴェノムが“家出”する事態に。しかもその喧嘩の原因はお気に入りのアンが新たな恋人ダンと婚約してしまったことだった。

一人暮らしを満喫？していたエディだが、クレタスの脱獄を知り危機感を募らせる。クレタスにシュリーク救出の願いを叶えてやったカーネイジは、今度は自身の願いであるヴェノム抹殺をクレタスに実行させようとアンを誘拐。仲直りしたエディとヴェノムのコンビは勝ち目のないカーネイジとの対決に挑む。