叶わぬ恋を歌った失恋ソングとして2008年に発表され、今なお世代を超えて愛され続けている楽曲をモチーフに、全く新しいオリジナルラブストーリーが誕生した。主人公・真喜屋 湊(まきや・みなと)を赤楚衛二、高校時代に湊と出会い、運命的な恋をするヒロイン・玉城美海(たましろ・みう)を上白石萌歌が演じるほか、中島裕翔、玉城ティナ、稲垣来泉、齋藤潤、溝端淳平、石田ひかり、国仲涼子、杉本哲太ら、湊と美海の20年に渡る物語に深みと彩りをもたらす、幅広い世代の豪華俳優陣が集結したことでも話題を呼んでいる。
透き通る沖縄の海をバックに、颯爽と自転車に乗る赤楚衛二。約2ヶ月にわたる撮影で、最後のシーンを撮り終え無事クランクアップを迎えた!「特に沖縄は、灼熱の中夏合宿のような厳しい毎日で。湊という役は、ずっと(気持ちを)こらえて、苦しんで、という役だったので、皆さんが素敵で爽やかな現場にしてくださったおかげで、なんとか自転車を最後まで漕ぐことができました(笑)」とスタッフを労いつつ、達成感たっぷりにコメント。メガホンをとった新城毅彦監督とも抱き合い無事にアップした喜びを分かち合った。
また、今までに共演歴のある上白石萌歌がヒロイン・美海を演じたことについて「以前にご一緒した作品でも修羅場を乗り越えてきた仲間として頼もしかったですし、すごく甘やかしてもらったという印象が強くて。萌歌ちゃんなら受け止めてくれるっていう信頼があったからこそ、できた作品でもあるので(美海役が)本当に萌歌ちゃんでよかったなと心から思います」と、これまで二人が培ってきた信頼関係の良さが今回の演技にも上手く活かされたと明かす様子も映されている。
そんな頼れる上白石は、沖縄の実家のシーンでクランクアップを迎え「過ぎ去ってしまうと一瞬で、沖縄という場所でお芝居を重ねられたのが楽しい日々でした。偶然なんですけど、私の誕生日が2月28日で、赤楚さんの誕生日が3月1日で。私たちの間にうるう年の2月29日があるということで、お話をいただいた時から運命的なものを感じていました。そんな作品を皆さんと作り上げることができて嬉しく思います!」と、本作でも湊と美海にとって重要なキーとなる“うるう年”に、何か特別な縁を感じていたとコメント。
「悲しくて、辛くて、寂しい部分もありますが、人を愛することが大事だなって改めて思わせてくれるような作品」と赤楚が語るように、人を愛することから生まれる悲しさや切なさ、愛おしさを色濃く描く本作。「365日じゃ足りないくらい、あなたを愛しています――」沖縄と東京、2つの都市を舞台に紡がれる愛、すれ違う想い、別れ、そして――。誰かを愛した、すべての人へ。この冬1番切なくて、愛おしいラブストーリー『366日』は2025年1月10日(金)公開。
『366日』
2025年1月10日(金)公開
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 松竹
©2025映画 「366日」製作委員会