世界売上本数が3億本を超える人気ゲームを映画化した『マインクラフト/ザ・ムービー』の日本公開が2025年のゴールデンウィークに決定。また、新予告映像が解禁され、ストーリーの一部が明らかになった。

悪い奴らを倒すため、スゴいものを創れ!

「マインクラフト」(通称:マイクラ)は、2009年に北欧で誕生し、2011年に正式発売されて以来、大人から子供まで絶大なる人気を誇るゲームソフト。ワールドと呼ばれる3Dブロックで構成されたバーチャル空間の中で、3Dブロックを集めながら自分の好きなように動き、自分の好きなようにものづくりや冒険が楽しめる作品だ。様々なプラットフォームで展開され2014年には「世界で最も売れたインディーズゲーム」としてギネス世界記録に認定、2023年に世界売上本数が3億本を突破。世界一売れている大人気ゲームとして知られる。

先日解禁された予告では、ブロック状の不思議な世界が彩られ、ジャック・ブラック演じるスティーブが「俺はスティーブだ!」とだけ名乗り登場するなど、どんなストーリー展開が待ち受けているのか謎に包まれていたが、今回新たに解禁された予告映像では、新たなキャラクターの登場や待望の物語の全容が明らかになった。

画像: - YouTube youtu.be

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少年時代からずっと“子ども立ち入り禁止”のとある採掘場で採掘することを夢見ていた主人公のスティーブ。大人になり、憧れの採掘場で掘って掘って掘りまくった先で発見したのは、青く光る謎のポータルだった。劇中に登場するポータルには実際のゲーム上にも存在するテレポート機能が備わっており、ポータルに触れたことで異世界へテレポートされてしまう。目の前に広がっていたのは、自分が考えたモノをなんでも創造することができる不思議な世界、“オーバーワールド”だった――。

木々、湖、砦岩、蜂、オオカミ、ブタ・・・何もかもが四角いブロック型の形状をしているこの世界では、指をポンと指すだけでブロックが創り出され、自由に組み合わせ“創造”することができる。創作意欲を掻き立てられ、この世界を謳歌していたスティーブのもとに、彼と同じく謎のポータルに導かれ突然現れたのは、お互い見ず知らずの4人組。

「1989年の最強ゲーマーだ」と自称する、ピンクのジャケットを着たロン毛男ギャレット(ジェイソン・モモア)と、わけもわからずテレポートされてきた謎の少年(セバスチャン・ユージン・ハンセン)や若い女性(エマ・マイヤーズ)、異世界に驚きを隠せない女性(ダニエル・ブルックス)は、スティーブの案内により、なんでもアリの“オーバーワールド”の驚きの全貌を目にしていく。

スティーブが建てたと思われるデカデカとした鳥のオブジェが印象的なブロック状のチキン屋では、少々残酷ながら、鳥にマグマをかけるだけで丸焼きチキンの出来上がり。そして彼らに襲いかかる、気球に乗って武器を振りかざすブタの大軍や、夜になると現れる火の槍で攻撃してくるスケルトンやゾンビたち。

このあまりにも魅力的な世界を壊そうと目論む敵に立ち向かうため、大量の爆弾や工具が備えられたアイテム倉庫で、スティーブたちはブロック状の剣をはじめとした武器や防具を創っていく。さらに、彼らをテレポートしたポータルが“エンダーパール”だと明かされ、投げた場所へテレポートすることができると知り、試さずにはいられなかったギャレット。ハイテンションでテレポートを行うが、なんとそれが「ラス1だったけど、気にすんな」と軽々と明かされるが・・・。

楽観的なスティーブとのドタバタの冒険の先に、何が待ち受けているのか?ラス1だったエンダーパールが使われてしまい、果たして現実世界へ帰る道は残されているのか!? 彼らに襲い掛かる、四角い敵たちの目的とは一体!?

“マイクラ”で親しまれているゴーレムや村人、ゲーム上の設定と同じく拠点に松明を置かないと襲ってくるスケルトンやゾンビなどの大人気キャラクターの登場はもちろんのこと、クラフト要素とアクション要素の両方の展開も描かれ、世界中の“マイクラ”ファンたちの期待が高まる新映像となっている。

『マインクラフト/ザ・ムービー』
2025年ゴールデンウィーク 全国公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
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