カバー画像:「ウルフズ」より Apple TV+にて配信中 画像提供 Apple TV+
今月のおすすめ
ウルフズ
ジョージ・クルーニー&ブラッド・ピット
2大スター主演&プロデュースで贈る不測不能な一夜の物語
2大スーパースター、ジョージ・クルーニーとブラッド・ピットが顔合わせした、話題のクライムアクション。監督は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』やドラマ「ザ・オールドマン〜元CIAの葛藤」でも充実した仕事を残しているジョン・ワッツ。
真夜中のニューヨーク。裏社会のトラブルシューティングを請け負うプロ、フィクサーであるジャック(クルーニー)は、ある女性法律家が肉体関係を持った男性が急死してしまった非常事態で、男性の遺体を闇に葬るミッションへ。しかしそこになぜか別のフィクサー、ニック(ピット)が出現したことから思わぬ展開の渦中へ。さらにギャングたちまで暗躍し出す。いずれも一匹狼のジャックとニックは、仲間同士になるのか、それとも…後半、激しい銃撃戦など迫力あるアクションを満載した痛快エンターテインメントだ。
いずれもハリウッドのトップに君臨し、「オーシャンズ」シリーズなど以前から仲がいい、クルーニーとピットの息の合ったコンビネーションが見ものだ。
劇場公開が予定されながら実現しなかったのは本当に残念。今後、ジャックとニックが主人公のシリーズが作られてもおかしくない、高い完成度だ。
見どころ1:2大スーパースターならではのノリのよさ
クルーニーとピットは俳優として「オーシャンズ」シリーズ第1〜3作などで顔合わせしてきた名コンビだが、いずれも俳優のみならずプロデューサーも務めるクリエイタータイプ。ピットの会社“プランB”も製作に参画している本作でも、いずれもプロデューサーに名を連ねている。2大スターならではのノリのよさを楽しもう。
見どころ2:あえての“Wolfs”に注目!
タイトルの『ウルフズ(Wolfs)』が、わざと英語として間違えているのが面白い。“狼=ウルフ(Wolf)”の複数形は“ウルヴズ(Wolves)”だが、本作は一匹狼の2人、ジャックとニックのクールな関係性を示そうと、あえて狼=Wolfにsを付けただけのWolfsというタイトルにしたのだろう。スーパースター2人の共演作として絶妙だ。
注目キャラクター:ジャック(ジョージ・クルーニー)
ニューヨークの裏社会でトラブルシューティングを請け負う一流のプロ。クールなたたずまいだが意外にも同業者であるライバル、ニックとハードであり楽しくもある一夜を過ごす事態に。演じるクルーニーの魅力が光る。
「ウルフズ」
Apple TV+にて配信中
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ディスクレーマー 夏の沈黙
ケイト・ブランシェットを主演に迎え、『ゼロ・グラビティ』『ROMA/ローマ』の鬼才アルフォンソ・キュアロンが監督・脚本を務めた秀作ドラマ。有名ジャーナリストのキャサリン(ブランシェット)は、自身が他の作家の小説の主人公になって驚く。
「ディスクレーマー 夏の沈黙」
Apple TV+にて配信中
アレックス・クロス 〜狙われた刑事〜
作家ジェームズ・パターソンが生み出し、モーガン・フリーマンが『コレクター』『スパイダー』で演じた、元犯罪心理学者の刑事クロス。これを新たに『ブラックアダム』でホークマン役を演じた、オルディス・ホッジが演じるクライムミステリー。
「アレックス・クロス 〜狙われた刑事〜」
Prime Videoにて独占配信中
ロンリー・プラネット
ローラ・ダーン、リアム・ヘムズワースが共演したラブロマンス。人気作家キャサリン(ダーン)は新作執筆のため、モロッコへ。そこで彼女は年下のオーウェン(ヘムズワース)と出会う。監督は『エリン・ブロコビッチ』の脚本家スザンナ・グラント。
「ロンリー・プラネット」
Netflix映画『ロンリー・プラネット』独占配信中
ジョン・ウィリアムズ/伝説の映画音楽
「スター・ウォーズ」シリーズや「ハリー・ポッター」シリーズのテーマ曲などを制作してきた映画音楽の大家ジョン・ウィリアムズの足跡をたどるドキュメンタリー。ジョージ・ルーカス、スティーヴン・スピルバーグら名映画人がインタビューに答えている。
「ジョン・ウィリアムズ/伝説の映画音楽」
ディズニープラスにて独占配信中