マーベル最新作『クレイヴン・ザ・ハンター』の主演で大注目されているアーロン・テイラー=ジョンソン。次の007という噂もある彼はどんなアクター? いま最もイケてる男性であるアーロンのすべてをお伝えしましょう。(文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)
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生れ

1990年6月13日、英バッキンガムシャーのハイ・ウィコム生れ。本名はアーロン・ペリー・ジョンソン。父は土木技師のロバート、母サラは主婦。英=ロシア系ユダヤ人で、妹ジェマがいる。デビューからしばらくはアーロン・ジョンソン名義で活躍していた。

子役出身

画像: シャンハイ・ナイト』プレミアに出席した子役時代のアーロン

シャンハイ・ナイト』プレミアに出席した子役時代のアーロン

6歳で舞台に立ち、10歳の頃から映画やテレビで子役として活動。2002年の映画『トムとトーマス』で早速主人公の9歳の少年を演じた。続いて『シャンハイ・ナイト』(03)でジャッキー・チェンと共演。子供時代の喜劇王チャップリンを演じている。『幻影師アイゼンハイム』(06)ではエドワード・ノートンの少年時代を演じた。18歳まで地元の演技学校に通って演技、タップ、歌、アクロバットなどの指導を受けている。

スーパーヒーロー

画像: 『キック・アス』のアーロン(左)

『キック・アス』のアーロン(左)

アーロンがコミック・ヒーローを演じるのは『クレイヴン・ザ・ハンター』が最初ではない。『キック・アス』(10)と『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(13)でタイトルロールのキック・アスを演じており、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(14)と『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(15)ではクイックシルバーことピエトロ・マキシモフに扮していた。この2役はおとなし目のヒーローだったが、クレイヴンではかなりバイオレントなアンチヒーローに挑戦。

プライベート

画像: 夫人のサム・テイラー=ウッド監督

夫人のサム・テイラー=ウッド監督

ジョン・レノンの若き日を演じた『ノーウェアボーイ ひとりばっちのあいつ』(09)で出会った監督のサム・テイラー=ウッドと恋に落ち、23歳年上の彼女と婚約。10年に長女ウィルダ・レイが生れ、12年に次女ロミー・ヒーローが誕生した後、12年6月に正式に結婚。さらにサムには前の結婚で2人の子供がおり、22歳で4人の子どもの父親になった。結婚後、芸名をアーロン・テイラー=ジョンソンに変更。

ブロックバスター

 ビッグバジェットのハリウッド大作にもキャスティングされることが多いアーロン。これまでにマーベルの『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』などでクイック・シルバー役で出演したほか、ギャレス・エドワーズ監督のモンスター映画『GODZILLA/ゴジラ』(14)では主人公のフォード・ブロディ大尉役を演じ、『…エイジ・オブ・ウルトロン』でマキシモフ姉弟役だったエリザベス・オルセンとここでは夫婦役に。またクリストファー・ノーラン監督のSFアクション『TENET テネット』(20)ではジョン・デヴィッド・ワシントン扮する主人公を救出する部隊のリーダー、アイブスを演じて人気上昇した。

出演しなかった役

 アーロンが出演していたかもしれないヒット映画も少なくない。『アメイジング・スパイダーマン』(12)でピーター・パーカー=スパイダーマン役候補に挙がったが、最終的にはアンドリュー・ガーフィールドがこれを演じた。また『キングスマン』(14)ではエグジー役のオファー受けていたが断り、タロン・エガートンがこれを演じることになった。ただしアーロンは後に『キングスマン:ファースト・エージェント』(21)にアーチー役で出演している。『ジャックと天空の巨人』(13)では主人公ジャック役候補だったが、ニコラス・ホルトが演じることになった。

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