“あの指輪”をめぐる壮大な冒険へと繋がる、伝説の戦いの全貌が明かされる『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』
全世界での累計興行収入約30億ドルというファンタジー映画の金字塔であり、三作目『王の帰還』がアカデミー賞歴代最多11部門を受賞する快挙を達成した「ロード・オブ・ザ・リング」3部作。その完結から20年、シリーズ初となる長編アニメーションで描かれるのは、3部作の約200年前の中つ国を舞台にした伝説の戦い。“あの指輪”をめぐる壮大な冒険へとつながる、知られざる物語の全貌がいま明かされる。
監督に抜擢されたのは「東のエデン」などの日本アニメーションの第一人者、神山健治。小説「指輪物語 追補編」にある、原作ファンにも人気の騎士の国ローハン最強のヘルム王についての記述を膨らませたオリジナルストーリーを描く。
製作総指揮には「ロード・オブ・ザ・リング」&「ホビット」3部作すべての監督を手掛けたピーター・ジャクソン、同じく脚本を手掛けたフィリッパ・ボウエンもプロデューサーとして名を連ねる。アニメーション制作を手掛けるのは、『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』などで知られる日本のスタジオ「Studio Sola Entertainment」。日本語吹替版にはヘルム王役に市村正親、主人公ヘラ役に小芝風花、王国の脅威となるウルフ役に津田健次郎と豪華キャストが集結。
あらすじ
偉大な王ヘルムの守護のもと、誇り高き騎士の国ローハンは長らく平和を享受していた。しかし王女ヘラの幼馴染であるウルフが敵として現れ、王国の平和が脅かされることに。ローハンの民を守るため、若き王女ヘラは重い宿命を背負い、戦いの道を歩むことを決意する。国の未来を賭けた、そして中つ国の運命を左右する壮絶な戦いの幕が開く!
ココが見どころ!
日本の才能が手掛ける「LOTR(ロード・オブ・ザ・リング)」
本作の監督は「東のエデン」「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「精霊の守り人」などを手掛けた神山健治。プロデューサーのジョセフ・チョウとの再タッグで、アニメーション制作をNetflixの「ULTRAMAN」などでも組んだSola Entertainmentが手掛ける。世界的に愛される「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズに、日本の才能が新たな息吹を吹き込む。
3部作に繋がる200年前の物語
「LOTR」3部作に繋がる約200年前の出来事を描く本作は、小説「指輪物語 追補編」に描かれる、“槌手王(ついしゅおう)”こと最強のヘルム王についての物語を基にしたもの。原作ではわずかな記述を膨らませ、ヘルム王の3人の子どもの中でも末娘を主人公に据えたオリジナルストーリーが展開。原作ファンも新鮮な視点で楽しむことができる。
WETAデジタルが全面協力
「LOTR」3部作すべてでアカデミー賞視覚効果賞を受賞した「スタジオWETAデジタル」が今回の作品にも全面協力。実写3部作の世界観を手描きアニメーションで忠実に再現するため、実写のプロップス(小道具等)をすべて提供するという異例のサポートを行った。監督が“ファンがニヤッとする細かな仕掛けも仕込めた”と語るこだわりが詰まっている。
12月27日(金)公開
『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』
監督:神山健治
声の出演:ブライアン・コックス、ガイア・ワイズ、ルーク・パスクァリーノ、ミランダ・オットー(日本版声優:市村正親、小芝風花、津田健次郎、本田貴子、村治学、田谷隼)
配給:ワーナー・ブラザース映画
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