ことしも観逃がせない演技が海外ドラマ界でもたくさんありました。SCREEN編集部が気になったメンバーを中心に話題を呼んだスターたちを振り返ってみましょう。(文・清水久美子/デジタル編集・スクリーン編集部)
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真田広之&アンナ・サワイ(「SHOGUN 将軍」)

ことしを語る上で欠かせない!

画像: 真田広之とアンナ・サワイ

真田広之とアンナ・サワイ

第76回エミー賞を総なめにした戦国スペクタクルドラマ。徳川家康からインスパイアされた策略家の虎永を演じた真田と、細川ガラシャにあたる鞠子に扮したアンナは、ドラマ部門主演男優賞・女優賞を受賞。真田の重厚感溢れる名演技と、アンナの美しさと凛々しさを表現した好演は世界を虜にするほど印象的。シーズン2も楽しみ。

コリン・ファレル&クリスティン・ミリオティ
(「THE PENGUIN−ザ・ペンギン−」)

2024年後半をザワつかせた2人

画像: コリン・ファレル

コリン・ファレル

画像: クリスティン・ミリオティ

クリスティン・ミリオティ

映画『THE BATMAN−ザ・バットマン−』のスピン・オフで、ヴィランのオズ・コブ(通称、ペンギン)を主軸にしたストーリー。特殊メイクによってコリン本人は封印されているかのようなビジュアルだが、独特な歩き方や表現力で役になり切る演技は圧巻。ソフィア・ファルコーネ役のクリスティンのキレっぷりにも目を見張る。

エラ・パーネル(「フォールアウト」)

自ら道を切り拓く主人公像を体現

画像: エラ・パーネル

エラ・パーネル

人気ゲームをドラマ化したディストピアSF作品。2296年、かつてのサンタモニカである“Vault 33”に暮らすルーシー。エラは、誘拐された父親を救うためにVaultを出て危険に飛び込む、真面目で明るいルーシーを好演。最初は箱入り娘のようだったルーシーが、強い意志と適応能力で成長していく姿を演じるエラは輝いている。

ケイト・ブランシェット(「ディスクレーマー 夏の沈黙」)

名匠とのタッグ作で繊細な演技を披露

画像: ケイト・ブランシェット

ケイト・ブランシェット

オスカー俳優のケイトとオスカー監督のアルフォンソ・キュアロンがタッグを組んだ復讐サスペンス。人気ジャーナリストとして順風満帆な生活を送るキャサリンだったが、彼女が隠してきた過去が謎の作家によって暴かれる。ケイトは、自分の過去と向き合わなければならなくなる主人公を繊細かつ力強い名演技で体現している。

ジュリアン・ムーア&ニコラス・ガリツィン
(「メアリー&ジョージ 王の暗殺者」)

野望抱く母&息子コンビ

画像: ジュリアン・ムーア&ニコラス・ガリツィン

ジュリアン・ムーア&ニコラス・ガリツィン

17世紀の英国。地主階級の野心的なメアリーは容姿端麗の次男ジョージを国王ジェームズ1世の愛人にして権力と富を手に入れようとする。オスカー俳優のジュリアンが野望のために息子を使う母親を、「赤と白とロイヤルブルー」のニコラスが美貌を利用して初代バッキンガム公にのし上がる息子を嬉々として演じているのが最高。

【COLUMN #1】フレッシュな魅力輝く若手勢

「コブラ会」のミゲルを演じたショロ・マリデュエニャ。ジョニー(ウィリアム・ザブカ)の一番弟子だが、恋のトラブルが多いミゲルを等身大で演じていて好感度大。「ワイルドカード〜捜査バディは天才詐欺師!?〜」のヴァネッサ・モーガンは主人公の天才詐欺師マックスを好演。彼女の魅力が最大限生かされている。日本のドラマ「Eye Love You」にも出演したチェ・ジョンヒョプの「偶然かな。」でのイケメンぶりも素敵なので必見。

画像: (左から)ショロ・マリデュエニャ、ヴァネッサ・モーガン、チェ・ジョンヒョプ

(左から)ショロ・マリデュエニャ、ヴァネッサ・モーガン、チェ・ジョンヒョプ

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