不朽のミュージカルとして20年以上愛され続ける「ウィキッド」が待望の映画化
全米初登場No.1の大ヒットを飾り、批評家からも高い支持を集める『ウィキッド ふたりの魔女』。先に発表されたナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では、作品賞と監督賞、そして優れた共演が評価され、主演を務めるシンシア・エリヴォとアリアナ・グランデにスポットライト・アワードが送られ大きな話題を呼んでいる。
そしてこの度、日本時間1/6に発表された第82回ゴールデン・グローブ賞において、『ウィキッド ふたりの魔女』が、シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント賞を受賞した。本賞は、興行的に大成功を収め、且つクリエイティブな内容でもある作品を称えるために昨年より新設された賞。公開以来、全世界を魅了し続け、連日SNSを賑わせ続けている本作に相応しい今回の受賞は、1/17に発表となる第97回アカデミー賞のノミネートにも影響を与えるとみられており、ますます注目が集まっている。
本賞の受賞を受けたプロデューサーのマーク・プラットは、「本作を世界に届けるという夢を共有してくださった多くの方々に感謝します。私たちは皆、喜びを胸に“黄色いレンガ道”を進みましたが、先導者は監督であり、監督のビジョン、才能、想像力、そして情熱が実現させました」と監督のジョン・M・チュウを称えた。そして、中国と台湾にルーツを持つ監督は「私の両親はこの国(アメリカ)に来て、「オズの魔法使い」を愛し、黄色いレンガ道や虹の彼方について語ってくれました。夢を見る勇気があれば、全ての夢がかなうと。だから、今ここでこの賞を手にすると、こんなにも美しいキャストやスタッフたちと共にいられることが、本当に夢以上のものだと感じています。現在、悲観主義や冷笑主義が世界を支配しているような時代ですが、それでもなおアートを作り続けることができるということ。それ自体が楽観主義の革命的な行為であり、それがエンパワーメントであり、喜びです。そして、もしかすると世界は私たちが思っていたようなものではないと気づくかもしれません。でも私たちの中には少し「エルファバ」がいるのかもしれません。その勇気と強さを持ち、諦めることなく立ち上がり、“黄色いレンガ道”を離れ、新たな道を見つけて、飛ぶことができるかもしれません」と語った。
© Universal Studios. All Rights Reserved.