カバー画像:「陪審員2番」より
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今月のおすすめ
陪審員2番
クリント・イーストウッド監督最新作!
陪審員の男が道徳的ジレンマに悩まされる法廷ミステリー
ハリウッドを代表するベテランスターであり、巨匠でもあるクリント・イーストウッドの最新監督作。94歳になったイーストウッドにとって、ひょっとしたらこれが最後の作品になるかもしれない、要注目作だ。
米南部ジョージア州の町サバナ。妻の出産が近づくジャスティン(ニコラス・ホルト)は、ある事件の裁判で陪審員をするため法廷へ。それはある女性が、森で暴力的な恋人によって殺されたと疑われた事件。実は同じ夜、森で車を運転していたジャスティンは鹿とぶつかったと思っていたが、女性をはねた可能性があると思い直すように。容疑者が圧倒的に不利だが白熱する審理の中、ジャスティンはそのことを明かすのか、それとも…。
米映画界で法廷ものは定番だが、陪審員を主人公にしたのが斬新な上、緊迫感たっぷりのサスペンスが展開。本作が映画デビューとなったジョナサン・エイブラムスによる優れた脚本を、イーストウッドは的確に映像化。法廷映画の歴史に残る秀作に仕上げた。
イーストウッド監督の最新作ながら劇場公開されず、いきなり配信がされたことで映画ファンの間で議論が起きているが、まずは日本で見られるこの機会を逃してはならない。
見どころ1:葛藤し続ける主人公をニコラス・ホルトが好演
主人公ジャスティン役をニコラス・ホルトが好演。「X−MEN」シリーズのビースト役や『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などですでにファンが多いが、本作では葛藤し続けるジャスティン役を繊細に好演。2025年完成予定の話題作『スーパーマン』で悪役レックス・ルーサーを演じるなど、今後の活躍も大いに期待したい。
見どころ2:実力派揃いのキャスティング
他のキャストも充実。裁判の担当検事フェイス役は『シックス・センス』などの実力派アクトレス、トニ・コレット。別の陪審員ハロルド役は『セッション』のJ・K・シモンズ。ジャスティンに味方するラリー役はドラマ「24 −TWENTY FOUR−」のキーファー・サザーランド。また被害者ケンドル役はイーストウッドの娘フランセスカ。
注目キャラクター:ジャスティン・ケンプ(ニコラス・ホルト)
自分が陪審員を務めることになった裁判で、ある女性が亡くなった原因が自分ではないかと気づいて動揺する。アルコール依存症になった過去があり、出産が近づく妻アリー(ゾーイ・ドゥイッチ)のことも気がかりだ。
「陪審員2番」
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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア シーズン1
トム・クルーズ主演で映画化されたアン・ライスの小説をドラマ化。ヴァンパイアとなった青年ルイは、ジャーナリスト・ダニエル(エリック・ボゴシアン)に、ヴァンパイアのレスタト(サム・リード)との逢瀬や200年にわたる壮絶な生涯を語り出す。
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ミッシング・ユー
人気推理作家ハーラン・コーベンの小説をドラマ化したサスペンス。女性警部カット・ドノヴァン(ドラマ「窓際のスパイ」のロザリンド・エリーザー)は、11年前に姿を消した婚約者と出会い系アプリでマッチングするが、それから予期せぬ運命へ。
「ミッシング・ユー」
Netflixシリーズ「ミッシング・ユー」独占配信中
アメリカ、夜明けの刻
テイラー・キッチュ、ベティ・ギルピン、デイン・デハーンらが共演したリミテッドシリーズ。西部開拓時代、過去から逃れるため西に向かった母親と息子に次々と危機が待ち受ける。監督は『マイル22』など、アクションが得意なピーター・バーグ。
「アメリカ、夜明けの刻」
Netflixシリーズ「アメリカ、夜明けの刻」独占配信中
アンストッパブル
ジェニファー・ロペス、ドン・チードルらが顔合わせし、ベン・アフレックらがプロデュースした、感動のスポーツドラマ。障害を乗り越えて、全米学生レスリング大会でチャンピオンになったアンソニー・ロブレス(ジャレル・ジェローム)の実話。
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