2月14日より日米同時公開)のワールドプレミアが、日本時間2月12日(水)にアメリカ・ロサンゼルスのTCLチャイニーズ・シアターにて開催され、キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソン役のアンソニー・マッキー、サディアス・ロス役のハリソン・フォードらキャスト陣、ジュリアス・オコナー監督や、マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギらスタッフ陣が集結した。
21年ごしにハリソンと共演できた喜びを語るアンソニー・マッキー!
本作は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(16)に次ぐ「キャプテン・アメリカ」シリーズの最新作。主人公は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)で“初代”キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから盾を託されたサム・ウィルソン(演:アンソニー・マッキー)だ。
サムは、“正義の象徴”キャプテン・アメリカという重圧に葛藤しながらも、スティーブの意思を継ぎ、その圧倒的な重みを背負い戦うことを決意。元々は軍所属の一般兵士で超人的なパワーを持たないサムがキャプテン・アメリカとして、盾をかかげ鋼の翼で空を駆け、暴走する強大な敵へと立ち向かっていく―。
ワールドプレミアには、サム役のアンソニー・マッキー、米大統領サディアス・ロス役のハリソン・フォードを筆頭に、“2代目”ファルコンことホアキン・トレス役のダニー・ラミレス、ロスの側近の政府高官ルース・バット=セラフ役のシーラ・ハース、『インクレディブル・ハルク』にも登場した謎の男サミュエル・スターンズ役のティム・ブレイク・ネルソン、ロスの娘ベティ・ロス役のリヴ・タイラー、そしてマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギやプロデューサーのネイト・ムーア、監督のジュリアス・オナーら超豪華キャスト&製作陣が集結。公開を待ち望む大勢のファンとともに新たなキャプテン・アメリカの誕生を盛り上げた。
![画像: ファンと交流するアンソニー・マッキー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782943/rc/2025/02/12/747be5b798f0f8c934cb4ea1e3426e0043ccf56e_xlarge.jpg)
ファンと交流するアンソニー・マッキー
![画像: (前列左から)リヴ・タイラー、Xosha Roquemore、ティム・ブレイク・ネルソン、ダニー・ラミレス、アンソニー・マッキー、ハリソン・フォード、ジャンカルロ・エスポジート、カール・ランブリー、シーラ・ハース (後列左から)Kyana F. Davidson、ネイト・ムーア(製作)、ジュリアス・オナー(監督)、ケヴィン・ファイギ(マーベル・スタジオ社長/製作)、ルイス・デスポジート(製作)、アラン・バーグマン、Asad Ayaz](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782943/rc/2025/02/12/b977a13770736ecb57f9f66585dae562f92bc003_xlarge.jpg)
(前列左から)リヴ・タイラー、Xosha Roquemore、ティム・ブレイク・ネルソン、ダニー・ラミレス、アンソニー・マッキー、ハリソン・フォード、ジャンカルロ・エスポジート、カール・ランブリー、シーラ・ハース
(後列左から)Kyana F. Davidson、ネイト・ムーア(製作)、ジュリアス・オナー(監督)、ケヴィン・ファイギ(マーベル・スタジオ社長/製作)、ルイス・デスポジート(製作)、アラン・バーグマン、Asad Ayaz
キャプテン・アメリカのコスプレをして公開を心待ちにするファンたちの熱気に包まれながら、ブルーのスーツをスタイリッシュに着こなし早速レッドカーペットに登場したアンソニー・マッキー。
作品を楽しみに待つファンに向けて「この瞬間をずっと待ち望んできました。サムが輝く瞬間が訪れることに興奮しています。皆さんはスリル満点でワクワクするような映画を期待していてください。サム・ウィルソンの活躍を観てもらえることが楽しみで仕方ないです」と公開を迎える喜びを告白。
また、ハリウッドの名俳優ハリソン・フォードとの共演を改めて嚙みしめるように「21年前、ハリソン・フォードが出演する映画で、私はある部屋に入り、一瞬だけ演技をし、次のシーンではトランクの中にいるような役を演じました。それだけが私の役目でした。そして21年後の今、ハリソン・フォードの隣に立って、彼の共演者だと言えるようになりました。これは本当にアメリカン・ドリームです。自分が尊敬する人物が自分を共演者として受け入れてくれるなんて!」と興奮を語った。
![画像: (左から)アンソニー・マッキー、ハリソン・フォード](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782943/rc/2025/02/12/6fc67216c82ec2ccbf63e464b016917f12973e47_xlarge.jpg)
(左から)アンソニー・マッキー、ハリソン・フォード
盾×翼による、これまでに観たことがない圧倒的スケールの新たなアクションを劇場で体験することができるが、マッキーはそんな本作について「この映画は、マーベル映画の愛すべき魅力を凝縮したような作品になりました。つまり、アクションがあり、ハラハラドキドキがあり、ワクワクがあり、すべてが詰まっています。物語のスケールの大きさも伝わってくるでしょう」と自信を語った。
そして、これまで数多くの名作で映画界を牽引し、ついに本作でMCU初参戦となる“映画界の伝説”ことハリソン・フォードが会場に登場すると、ファンのボルテージも最高潮に。「私たちは長い時間をかけてこの映画を制作してきました。そんな本作は本当に満足の出来ですし、ここにお披露目できることを嬉しく思っています」と喜びを語っている。
劇中では、フォード演じるロス大統領が開く国際会議でテロ事件が発生し、それをきっかけに生まれた各国の対立が、世界大戦の危機にまで発展。キャプテン・アメリカは、その混乱を止めようと立ち上がるがレッドハルクに変貌したロスが行く手を阻む―。
キャプテン・アメリカはヒーローを代表するような存在。フォードは「私が若手の頃、ヒーローを演じるということについてよく質問されたものです。私の答えはいつも決まっていて、“私はヒーローを演じているわけではない。私は一人の男を演じているだけで、その男がたまたま人を助けるために見返りを求めずに行動する瞬間があるだけだ。それがヒーローのように見えるのだ”と答えていました。人はそんな勇姿を目にすると感動するし、心が温まるのだと思います」とヒーロー映画の魅力について言及した。
最後に、ジュリアス・オナー監督からも本作の座長であるマッキーに「心、魂、才能、魅力、ユーモア、君は全てにおいて本当に特別な存在です。今日はこの映画と君を祝うためにここにいるが、君ほどの素晴らしい主演俳優がいなければ、今日という日を迎えることはできなかったでしょう。君は我々をここまで連れてきてくれた人です」と熱いメッセージが贈られた。
他にも、サイドワインダーことセス・ヴォルカー役のジャンカルロ・エスポジート、イザイア・ブラッドリー役のカール・ランブリー、レイラ役のショシャ・ロケモアらも登場。ファンとの撮影やサインに応じるなどして、新たなキャプテン・アメリカの誕生を盛大に贈り出す、大盛況のプレミアイベントとなった。
『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』
2025年2月14日(金)全国劇場公開
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