近頃、映画本編前に「NEON」のロゴを見ることが増えてはいませんか。パルム・ドール受賞作を5年連続北米配給、その内の一作『パラサイト 半地下の家族』がアカデミー作品賞に輝くなど、観客に良作を多数送り届けている同スタジオ。その魅力に迫ってみましょう。設立8年、作品選びがキレキレです! 今回は注目のホラー作品『ロングレッグス』『プレゼンス 存在』を紹介します。(文・平沢薫/デジタル編集・スクリーン編集部)

映画全編「幽霊」目線! 『オーシャンズ11』監督の最新作『プレゼンス 存在』

画像: 映画全編「幽霊」目線! 『オーシャンズ11』監督の最新作『プレゼンス 存在』

郊外の家に引っ越してきた両親と兄妹の4人家族。妹クロエはその家にいる姿の見えない“存在”を感じるが、それは何なのか、何のためにそこにいるのか。その家の中で起きる出来事を“存在”の1人称視点で描く異色作。家中をさまよう“存在”の目に映る世界が、監督自身が撮影した1シーン1カットの長回しの映像で描かれて、静かで不穏な雰囲気を醸し出す。

「オーシャンズ」シリーズのスティーヴン・ソダーバーグが監督、撮影、編集を兼任。「ジュラシック・パーク」シリーズのデヴィッド・コープの脚本がひねりのあるストーリーを展開。母親を『レッド・ワン』のルーシー・リュー、妹役をドラマ「ファウンデーション」のカリーナ・リャンが演じる。本作もNEONが北米配給を担当した。

『プレゼンス 存在』
2025年3月7日(金)公開
アメリカ/2024/1時間24分/配給:ロングライド
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:ルーシー・リュー、クリス・サリヴァン、カリーナ・リャン

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