荒木飛呂彦の同名コミックを実写化した「岸辺露伴は動かない」シリーズの最新作『岸辺露伴は動かない 懺悔室』が5月23日(金)に劇場公開される。邦画初となる全編ヴェネツィアロケにて撮影された本作より、ロケ地画像が公開された。

全編ヴェネツィアロケ、通常は許可が下りない歴史的建造物などでも撮影が実現

相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家・岸辺露伴。そんな露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描いた、シリーズ累計発行部数1億2千万部超を誇る荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれたスピンオフ「岸辺露伴は動かない」。

そんな同作を原作に(一部エピソードは「ジョジョの奇妙な冒険」が原作)、高橋一生を主演に迎えた実写版「岸辺露伴は動かない」シリーズは、2020年12月に第1期(第1話〜第3話)、21年12月に第2期(第4話〜第6話)、22年12月に第3期(第7話~第8話)が放送。23年5月には映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が公開。そして、24年5月にはドラマ第4期・9話「密漁海岸」が放送されている。

最新作にして映画第2弾となる本作『岸辺露伴は動かない 懺悔室』は、漫画「岸辺露伴は動かない」シリーズの最初のエピソード「懺悔室」を、邦画初となる全編ヴェネツィアロケを敢行して映画化したもの。

世界で唯一の海上都市であり、何世紀にもわたって芸術家や旅行者を魅了してきたイタリア・ヴェネツィアは、街全体が世界遺産に登録されている稀有な場所。

本作では、ナポレオンが"ヨーロッパで最も美しい広場"と称したサン・マルコ広場を筆頭に、サン・ロッコ教会、ぺスカリア市場、プンタ・デラ・ドガーナ、バルバリーゴ・ミノット宮殿、パロッツォ・ダ・モスト、そして原作にも登場するサンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ広場など、ヴェネツィアを象徴する名所での大規模ロケが実現。通常は映画撮影が許可されない歴史的建造物や、イタリアのルネサンス期を代表する画家ティントレットの絵画など、貴重な文化遺産も本編の随所に登場する。

また、かつての海洋共和国としての栄華、数々の戦争、そして繰り返し襲ったペストなど、ヴェネツィアが持つ歴史と文化も物語の背景として機能しているという。主人公の岸辺露伴を演じた高橋一生は「ヴェネツィアの空気の中でしか撮れないような、暗い影や霧を画面越しに感じつつ、ソワソワしたりドキドキしたりしてもらえれば、本望です」とも語っている。

『岸辺露伴は動かない 懺悔室』
5月23日(金)ロードショー
配給:アスミック・エース
© 2025『岸辺露伴は動かない 懺悔室』製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

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