カバー画像:『ローマの休日』より © 2025 Paramount Pictures.
開催期間:2025年4月4日〜2026年3月26日
「午前十時の映画祭」とは
特に素晴らしい傑作娯楽映画を全国の映画館で1年間にわたって連続上映する映画祭。上映期間は1作品2週間(1週間の場合もあり)で、参加映画館をA・B 2つのグループに分け、同グループ内で同期間、同作品を上映(両グループが同じ時もあり)。「午前十時の映画祭」の名称だが開映時間は午前10時に限定せず、作品ごとに各劇場の判断で異なる午前中の上映開始となる。また鑑賞料金も各劇場で独自設定となるので劇場サイト等で確認を。
映画ファンが選んだベスト・オブ・ザ・ベストを上映!
昨年、これまで14回に渡り開催されてきた「午前十時の映画祭」で上映された316本の映画から、「もう一度スクリーンで見たい映画」を一般募集。すると71742票の回答が集まり、これを参考にしながら日本で上映可能な25本の名作が選ばれた。
第15回のトップバッターとなるのは、映画館の大スクリーンで見てこそ本当の醍醐味がわかる大作『アラビアのロレンス/完全版』と『ベン・ハー』のカップリング。続いて映画史を変えたVFXが話題を呼んだ『ターミネーター2』と日本映画屈指の感動巨編『八甲田山』、さらに共にアカデミー賞作品賞受賞作で日本にも熱狂的ファンが多い『ゴッドファーザー』『風と共に去りぬ』と、壮大なスケールの名作がいずれも4Kで次々登場。

『八甲田山』©1977 橋本プロダクション/東宝/シナノ企画

『アラビアのロレンス/完全版』© 1962, renewed 1990, © 1988 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.
夏シーズンにはサイコ・サスペンスの金字塔『羊たちの沈黙』でハラハラし、邦画人気作『砂の器』で文句なしに号泣した後は、若い世代に圧倒的人気の『天使にラブ・ソングを…』とファミリー向けハッピー・ミュージカル『メリー・ポピンズ』で歌のパワーを満喫し、兄リドリー、弟トニーのスコット兄弟監督の出世作『エイリアン』&『トップガン』の大迫力映像・音響を劇場で体験したい。

『メリー・ポピンズ』©2025 Disney

『トップガン』© 1986 by Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved.
芸術の秋は不朽の名作を味わいたい。永遠の妖精オードリー・ヘプバーンの代表作にして日本人が愛してやまないラブストーリー『ローマの休日』は本映画祭で最多上映を誇る超人気作。カップリングとなるのはスティーヴン・スピルバーグ監督の大ヒットSFファンタジー『E.T.』。次に控えるのは、世界の映画人にリスペクトされる日本映画界の巨匠・黒澤明監督の傑作『七人の侍』が昨年カンヌ国際映画祭で絶賛された新4Kリマスター版で3週に渡って上映される。作曲家モーツァルトの死に仕掛けられたミステリーを名曲と共に描く『アマデウス』は4Kレストア版で上映。ミュージカル映画史に輝く『ウエスト・サイド物語』も必見作だ。年末にはティム・バートン監督とジョニー・デップの初コンビ作『シザーハンズ』と映画愛に溢れた感動編『ニュー・シネマ・パラダイス』で泣き収めを。

『七人の侍』©TOHO CO., LTD.

『ウエスト・サイド物語』© 2024 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
年明けにはスティーヴン・キング原作の中編を感動的に映画化してフォーエバーな人気を誇る『スタンド・バイ・ミー』&『ショーシャンクの空に』が登場。後者は『ローマの休日』と並び本映画祭最多登場作。そして名匠スタンリー・キューブリックが革新的な未来を舞台にした衝撃作『2001年宇宙の旅』と『時計じかけのオレンジ』を上映。最後を飾るのは90年代の人気アクション『レオン 完全版』『パルプ・フィクション』。このように「20世紀映画のベスト・オブ・ザ・ベスト」ともいえる顔ぶれが揃った神回となりそうだ。

『スタンド・バイ・ミー』© 1986 Columbia Pictures Industries, Inc. All Rights Reserved.

『時計じかけのオレンジ』© 1971 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.