


多数の主演作を持ち、真に実力のある国民的俳優としてトップを牽引する広瀬すず、杉咲花、清原果耶が奇跡のトリプル主演を果たし、『花束みたいな恋をした』以降、ドラマだけでなく『怪物』(第76回カンヌ国際映画祭脚本賞受賞)、『クレイジークルーズ』(Netflix)、最新作『ファーストキス 1ST KISS』など映画でも精力的に活動する脚本家・坂元裕二が新たに書き下ろした 『片思い世界』。監督を担うのは、第44回日本アカデミー賞にて計11部門で優秀賞を受賞した『罪の声』や異例のロングランを記録した『花束みたいな恋をした』監督の土井裕泰。あれから4年、本作で再びチームとなった。
現代の東京の片隅で、古い一軒家で一緒に暮らす、美咲(広瀬すず)、優花(杉咲花)、さくら(清原果耶)。仕事に行ったり学校に行ったりバイトに行ったり。家族でも同級生でもないけれど、お互いを思い合いながら他愛のないおしゃべりをして過ごす、楽しく気ままな3人だけの日々。もう12年、強い絆で結ばれているそんな彼女たちの、誰にも言えない“究極の片思い”とはーー。
この度、家族でも同級生でもないけれど、お互いを思い合いながら他愛のないおしゃべりをして過ごし、12年、強い絆で結ばれている美咲(広瀬すず)、優花(杉咲花)、さくら(清原果耶)を演じた3人の貴重なメイキングショットが解禁された。
監督の土井裕泰は「主役の3人が、カメラの前に立つ時以外も常に同じ時間を共有しており、それは本編ではほとんど描かれることのない12年という時間を埋めるために、彼女たちにとって必要なことなのだと思って見ていた」と語る。その言葉の通り、ベッドの上で天井のスチールカメラに気づいて笑ったり、芝生でおしゃべりをするひととき、夜のバスケシーンの楽しげなオフショットに映るのは、まるで劇中の関係そのままの、自然体な3人の姿。
「一緒の撮影をとても幸せに感じていた」という広瀬は、「人としても役者としても、どんどん信用できる距離感になっていくのが、嬉しいことでした」と語る。杉咲も「この制作陣、キャストが集まる座組の一員として、物語に携わる機会はそうないだろうと思い、楽しみな気持ちで臨んだ」と振り返り、清原は、「贅沢で学びのある時間だった。尊敬する皆と重ねた3人の生き様を、ぜひ見届けてほしい」と、各々がお互いに信頼し合いながら作品を丁寧に作り上げた時間の尊さを語った。
すでに多くの作品で主役としてそれぞれ輝きを放つ3人。しかし土井監督は、「今回は、その光をぶつけ合って強いハレーションを起こすのではなく、3人でひとつの光を生み出すこと。それをテーマとしてこの作品に向き合っているのだと感じていた」と撮影時を振り返る。そして、「その特別な光を放つ瞬間に幾度か立ち会えたことは、自身にとってもかけがえのない経験だった」と、監督自身にとっても特別な作品になったことを明かした。
また公開初日の4/4(金)より、各上映劇場にて入場者特典として「『片思い世界』ソロビジュアルポストカード」が配布されることも決定した。美咲、優花、さくら、それぞれの“片思い”を感じるデザインが解禁時から話題となっていたソロビジュアルが、ポストカードとして【数量限定】で【ランダム配布】される(※一部劇場を除く)

『片思い世界』
4月4日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
配給:東京テアトル、リトルモア
©2025『片思い世界』製作委員会