カバー画像：『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』より
とにかくポジティブで明るい！
『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』より
その性格がひたすらポジティブで明るいところがブリジットの持ち味。たとえ、パジャマや下着姿で外に出ても、そんなに気にしない（ようにする）。同じ職場の上司、ダニエルの恋の裏切りに気づいた時は、転職で乗り越えようとする。そんな彼女の人生に訪れた最大の危機のひとつがバケーションで訪ねたタイでの事件。友人から預かった荷物の中に麻薬が仕込まれていて、ブリジットは投獄される。でも、刑務所でもポジティブ・マインドを発揮して、周囲のアジア人の女性たちと仲良しになる。みんなで一緒にマドンナの「ライク・ア・ヴァージン」を歌い、出会った人々の気持ちを明るくする。そんな前向きな親しみやすさもブリジットの魅力になっている。
仕事で失敗してもめげずにトライ！
『ブリジット・ジョーンズの日記』より
なんとか仕事もがんばりたい。気持ちだけはポジティブなブリジットだけれど、とにかく、ミスの連発。テレビ局のレポーターになった後、消防局からの中継では、ポールから降りる特大のヒップだけがテレビ画面に映ってしまった。ヘリコプターからパラシュートをつけて飛び降りた時は、豚がいるドロドロの泥の中に真っ逆さま。テレビのプロデューサーになった後は、ゲストの軍人のかわりに彼の運転手を出演させ、後で赤面！ いくつになっても失敗だらけなのに、時には災い転じて福となることもあり。取材のスキに買い物に行ったら、それが功を奏して得ダネをつかんだことも…。失敗してもめげずにトライ。それがブリジット流の処世術だ。
辛い時は全力で現実逃避！
『ブリジット・ジョーンズの日記』より
ふだんは明るいブリジットも、仕事のストレスや恋の悩みで辛い時がある。そんな時は思いっきり現実逃避。まずは好きな曲を部屋で歌う。お気に入りは「オール・バイ・マイセルフ」。70年代にエリック・カルメンがヒットさせた曲（映画ではカバー曲使用）で、「若い頃、恋は遊びだったが、年をとった今、私はひとりぼっち」という内容の歌詞に主人公は自分を重ねてしまう。気になる映画は『危険な情事』。不倫の末、悲惨な最後を迎える30代の独身女性の末路にやはり自分を見てしまう。それ以外に、お酒やタバコも、現実から逃げるための良い方法。そして、時には冷蔵庫の中の物を食べまくる。これもブリジットの得意技。逃避することで明日を生きのびる力がわいてくる。
両親にも友人にも愛される
『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』より
ブリジットをいつも温かい気持ちで見守るのが彼女の両親。ふだんは離れて暮らしているが、家に戻るたびに温かい気持ちで迎えてくれる。母親のパメラは、仕事で知り合った男性に気のあるそぶりを見せたり、地区の委員に立候補したり、活発な日々を送る。誠実な性格の父、コリンは、娘のブリジットも優しく包み込む。娘の妊娠が発覚して、赤ん坊の父親候補がふたりいることを知っても、素直に娘のおめでたを喜んでくれる。また、ブリジットにはよき友人たちもいる。ジャーナリストのシャザ、銀行員のジュード、ゲイのトム。そんな仲間がブリジットのよき相談相手。一緒にお酒を飲みながら、何でも心おきなく話せる。両親にも友人にも恵まれたブリジットは本当に幸せ者。
ブリジットのモテ期は常に現在進行中！
ブリジットの運命の恋人となるのが、弁護士のマーク・ダーシー。一見、堅物に見えるが、実は情熱を秘めていて「ありのままの君が好き」とステキな愛の言葉を彼女に捧げる。一方、ブリジットの元上司のダニエルは、女心をつかむ技にたけたプレイボーイ。言葉巧みにブリジットを誘う。そんなマークとダニエルがブリジットをめぐって大ケンカをする場面は1＆2作目の見せ場。3作目にはハンサムな富豪のジャックが登場。ブリジットのお腹の子供の父親はマークなのか、ジャックなのか？ そんなドキドキの展開となる。最新作では未亡人となったブリジットの前に年下のキュートな青年、ロクスターや息子の学校の教師、ウォーラカーが現れる。ブリジットのモテ期は終らない…！？
年齢を重ね、どんどん変わっていくブリジットのスタイルも素敵！
Photos by Getty Images
U-NEXTにて「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズ全て配信中
『ブリジット・ジョーンズの日記』
©2001 Universal Studios, Studio Canal and Miramax Film Corp. All Rights Reserved.
『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』
©2004 Universal Studios - All Rights Reserved
『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』
Blu-ray：2,075 円 （税込）／DVD：1,572 円（税込）
発売元: NBCユニバーサル・エンターテイメント
Film ©2016 Universal City Studios Productions LLLP. All Rights Reserved.
