
まずは 『JOIKA 美と狂気のバレリーナ』(4月25日(金)公開)。主人公ジョイはボリショイ・バレエ団からスカウトされ単身ロシアへ。プリマになるという夢を抱きしめて入学したのも束の間、伝説的な教師ヴォルコワによる厳しすぎるレッスンや、ライバル同士の蹴落とし合い、過激な減量やトレーニングによって肉体的にも精神的にも追い詰められていく。そしてジョイは、自らの夢に蝕まれ、狂気を纏い始める。
次に『異端者の家』(4月25日(金)公開)。『ミッドサマー』や『LAMB/ラム』など規格外の狂気を提示し続けてきたA24が、新たに仕掛けるのは信念を試す異端の脱出スリラー。宣教勧誘に訪れたのは、優しげな笑みを浮かべる異端者の家。信仰を揺さぶる選択の先で、背筋が凍る「奇跡」を目撃する。
最後は『サブスタンス』(5月16日(金)公開)。50歳の誕生日を迎えた主人公エリザベスは元人気女優。年齢を重ねるごとに必要とされなくなる苦痛を、“サブスタンス”という違法な薬に手を出すことで変えていこうとするがその変化が次第に悪夢へと変わっていく。
狂気、信仰、美への執着…いずれの作品も、人間の深層心理に切り込む戦慄のドラマが展開する。この春は、スクリーンの向こうに広がる心理の迷宮に足を踏み入れてみては?
『JOIKA 美と狂気のバレリーナ』(4月25日(金)公開)
映画『JOIKA 美と狂気のバレリーナ』予告編/4月25日(金)公開
www.youtube.com15 歳のアメリカ人バレリーナ、ジョイ・ウーマック(タリア・ライダー)の夢はボリショイ・バレエ団のプリマ・バレリーナになること。夢を持ち単身ロシアに渡り、アカデミー生となったジョイを待ち構えていたのは、常人には理解できない完璧さを求める伝説的な教師ヴォルコワ(ダイアン・クルーガー)の脅迫的なレッスンだった。過激な減量やトレーニング、日々浴びせられる罵詈雑言、ライバル同士の蹴落とし合い。ジョイの精神は徐々に追い詰められていき・・・。
『異端者の家』(4月25日(金)公開)
4.25公開│映画『異端者の家』本予告 【扉を開いたら、最後。】
www.youtube.comシスター・パクストンとシスター・バーンズは、布教のため森に囲まれた一軒家を訪れる。ドアベルを鳴らすと、出てきたのはリードという気さくな男性。妻が在宅中と聞いて安心した2人は家の中で話をすることに。早速説明を始めたところ、天才的な頭脳を持つリードは「どの宗教も真実とは思えない」と持論を展開する。不穏な空気を感じた2人は密かに帰ろうとするが、玄関の鍵は閉ざされており、助けを呼ぼうにも携帯の電波は繋がらない。教会から呼び戻されたと嘘をつく2人に、帰るには家の奥にある2つの扉のどちらかから出るしかないとリードは言う。信仰心を試す扉の先で、彼女たちに待ち受ける悪夢のような「真相」とは——。
『サブスタンス』(5月16日(金)公開)
映画『サブスタンス』本予告|5月16日(金)全国ロードショー
www.youtube.com50歳の誕生日を迎えた元人気女優・エリザベスは、年齢とともに仕事が減っていく現実に絶望していた。そんな彼女は、若さと美貌を取り戻せるという違法薬品「サブスタンス」に手を出す。薬を注射した瞬間、彼女の背が裂け、内側から若く完璧な“もう一人の自分”スーが誕生する。スーはエリザベスの知識と経験を持ち、瞬く間にスターダムを駆け上がっていく。しかし、「エリザベスとスーは1週間ごとに入れ替わらなければならない」という絶対的なルールがあった。次第にスーはこのルールを破りはじめ、若さへの執着が暴走していく。
『JOIKA 美と狂気のバレリーナ』
4月25日(金)TOHOシネマズ シャンテ他全国公開
© Joika NZ Limited / Madants Sp. z o.o. 2023 ALL RIGHTS RESERVED.
配給 : ショウゲート