きっと映画館で逢いたくなること間違いなしの、この春輝く12人の俳優たちをご紹介します。(文・山崎ともみ、林穂紅(テレンス・ラウ)、編集部(クロエ・イースト、ソフィー・サッチャー、ダニー・ラミレス)/デジタル編集・スクリーン編集部)
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マイキー・マディソン

画像: Photo by XNY/Star Max/GC Images

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2025年を代表するライジング・スター

近作:『ANORA アノーラ』

1999年3月25日、米ロサンゼルス出身。2016年から本国で放送されたドラマシリーズ「ベター・シングス」のマックス役で知られる彼女は、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のあのラストの邸宅襲撃シーンで注目を集め、『ANORA アノーラ』のベイカー監督のハートも鷲掴みに。その『ANORA アノーラ』には、ロシア語とアニーの訛りを完璧にする為のレッスン、クラブなどリアルな現場でのリサーチ、ポールダンスや魅惑的な体の使い方の特訓と、その基礎体力作りの為のトレーニングと、全身全霊の役作りで挑みました。マイキーの並々ならぬ努力と情熱があったからこそ、このアツい作品が生まれたんですね・・・!

ユーリー・ボリソフ

画像: Photo by Gareth Cattermole/Getty Images for IMDb

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第一印象を最高の形で裏切る名手

近作:『ANORA アノーラ』

1992年12月8日、ロシア出身。2011年のロシア映画『エレナの惑い』でスクリーンデビュー。『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』(18)など 映画やドラマへの出演を重ね、2021年製作の映画『コンパートメント No.6』のリョーハ役の荒々しくも繊細な演技で国際的に評価&注目。この映画で彼を発見したベイカー監督により『ANORA アノーラ』のイゴール役に抜擢。キャラクターも当て書きだそうで、強そうな見かけの奥にある思慮深さと優しさ。『ANORA』を鑑賞した人が口々に言う「イゴールが良すぎる」というのはまさに確かな審美眼の監督×演技派ユーリーの最強タッグの賜物!

ソフィー・サッチャー

画像: Photo by Justin Bettman/Contour by Getty Images for Paramount+ with Showtime

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鋭利な眼光を携える、多彩な才能

近作:『異端者の家』

2000年10月18日、米シカゴ生まれ。その眼力が印象的なソフィーは、ペドロ・パスカル共演のSF『PROSPECT プロスペクト』(18)で長編映画デビュー。ブレイクは、パンクな少女・ナタリーを演じたスリラー「イエロージャケッツ」(21-)でのこと。恐怖ものとは縁深く、『ブギーマン』(23)、『異端者の家』、『Companion(原題)』(25)と出演が続くが、その才能は多彩そのもの。ミュージシャンでもあり、クールなシスターを演じる『異端者の家』では名曲「Knockin' on heaven's door」をカバー。

クロエ・イースト

画像: Photo by Emma McIntyre/Getty Images for Balenciaga

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チャーミングなだけじゃない、ワイドな表現力の持ち主

近作:『異端者の家』

2001年2月16日、米カリフォルニア州生まれ。先日お忍びで来日もしたクロエ。子役時代から演技をはじめ、2022年のスティーヴン・スピルバーグ監督作『フェイブルマンズ』では、主人公サミーと恋に落ち、そして映画制作を後押しするモニカをチャーミングに演じて視線が集中。まもなく公開を迎える『異端者の家』(24)でも、おおらかなシスター・パクストンを演じていますが、前後半で印象が変わる演技の幅は必見!マーゴット・ロビー、コリン・ファレル共演の『A Big Bold Beautiful Journey(原題)』が北米で公開待機中。

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