※本記事はSCREEN7月号(5/21発売)の記事を再構成したものです。
PLAYBACK 昨年の作品部門は?
1位 「一流シェフのファミリーレストラン」
2位 「朝歌(原題)」
3位 「三体」
4位 「マンダロリアン」
5位 「メディア王~華麗なる一族~」
期待度部門 第1位「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」

「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」*写真はシーズン2より
異色の「スター・ウォーズ」ドラマに期待かかる!
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に先がける時代を背景にしたヒット作が、4月からディズニープラスでシーズン2の配信を開始。それを追い風にしてか、海外ドラマ大賞史上初めて“期待度部門”のトップに到達。反乱軍に加わったキャシアン・アンドー(ディエゴ・ルナ)のその後を描くが、製作陣はこれが最終シーズンになると断言。きちんと『ローグ・ワン~』につながる展開になるという。ますます期待せずにいられない!
Recommend by 読者

前シーズンは、ジェダイ、フォース、ライトセーバーなどのお馴染みの「スター・ウォーズ」要素が全くなかったのに、見ごたえがありましたし、密度が濃かったです。シーズン2も楽しみです。(20代・男性)

ローグ・ワンへ繋がるシーズン2。期待度MAXです!(40代・女性)
「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」ディズニープラスにて独占配信中
©2025 Lucasfilm Ltd.
期待度部門 第2位「朝歌(原題)」

チャン・ジャーハン
Photo by VCG/VCG via Getty Images
今後の進展にも注目集まる
中国の「封神演義」の時代を描くファンタジー時代劇。殷の最後の王・紂王[ちゅうおう]の寵妃にして傾国の美女・妲己[だっき](ウー・ジンイエン演)と、のちに殷を滅ぼし周の初代王となる姫発[きはつ](チャン・ジャーハン演)の二人が元恋人という大胆な設定のもと、王朝の興亡と壮絶な愛を描く。クランクアップ後、中国では未配信の状態だが、近年、中国で配信停止となった作品が続々と日本上陸を果たしていることを背景にその進展が注目されている。

全てが豪華絢爛と聞く。ストーリーも興味深い。世に出て欲しい。(50代・女性)
期待度部門 第3位「デアデビル:ボーン・アゲイン」

「デアデビル:ボーン・アゲイン」
正義の行方をともに見届けたい!
映画化もされたアメコミが原作で、盲目の弁護士がニューヨークの平和を守る人気ヒーロードラマ「デアデビル」。その続編である本作は前作のNetflixからディズニープラスに移り、今年3月に配信開始。チャーリー・コックスが演じるデアデビルこと弁護士マット・マードックや宿敵キングピン(ヴィンセント・ドノフリオ)のその後を描き、みごとにファンの期待に応えている。全8話になりそうなシーズン2は2026年に配信開始を予定。

他のマーベル作品にはないダークさとアクションのカッコ良さが大好きです。(20代・女性)
「デアデビル:ボーン・アゲイン」ディズニープラスにて独占配信中
© 2025 Marvel
期待度部門 第4位「アストリッドとラファエル 文書係の事件簿」
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youtu.beフランス産ミステリーが大躍進!
ミステリーチャンネルやNHK総合テレビで人気のフランス産ミステリーがこれまでで最高の第4位に躍進。パリで働く女性コンビ、頭脳派の文書係アストリッド(サラ・モーテンセン)と行動派の警視ラファエル(ローラ・ドベール)の公私を描くが、登場人物に日本人テツオ(ケンゴ・サイトウ)がいるのも親しみがわく。今回の海外ドラマ大賞の投票期間、地上波でシーズン5が始まる直前だったのも功を奏した。シーズン6も製作中だ。

シーズン4の終わりが衝撃的だったので、早く見たい…(30代・女性)
期待度部門 第5位「SHOGUN 将軍」
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youtu.beまだまだ続きが観たい!
真田広之が主演・プロデュースを務め、第76回エミー賞で史上最多の18部門で受賞。当初はリミテッドシリーズとしてシーズン1で完結する予定が、あまりの評判にシーズン2・3も製作が決まったと知る、そんな熱心なファンの期待があってのこの第5位だ。現在はシーズン1に続いて集結した真田、ジャスティン・マークスら主要スタッフ陣によるシーズン2・3のストーリー作りが並行して進められ、2026年にシーズン2が見られるかも!?

ハリウッド制作のドラマでは前例にないほど多くの日本人俳優が出演しているのでぜひ観てみたい。(60代・男性)