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今月のおすすめ
ザ・スタジオ

セス・ローゲンの映画愛が爆発!
豪華カメオ出演も見逃せない
“ハリウッド映画”の裏側をリアルに描き出したコメディーシリーズ
ハリウッドの架空の大手映画会社(スタジオ)“コンチネンタル”を舞台にした、映画好きなら爆笑確実の業界コメディー。映画愛はあふれるがどこか抜けている“コンチネンタル”の新重役マット・レミック役でハリウッドの才人コメディアン、セス・ローゲンが主演し、監督・企画・製作総指揮などを兼任。超が付く豪華ゲストスター陣は要注目だ。
第1話でマットは“コンチネンタル”から『バービー』に便乗して面白キャラの映画を作られるよう命じられるが、よりによって名匠マーティン・スコセッシ監督(本作)のシリアスな新作をそうしようとしたせいで、会社とスコセッシ監督の間で板ばさみになり、とんでもない奇策に打って出るはめに…。
また第2話でマットはサラ・ポーリー監督(本人)を応援しようとその新作の撮影現場に乗り込むが、難しい“長回し”の撮影中、カメラの前に出てしまって撮影を妨害してしまう。第3話ではなんとロン・ハワード監督とアンソニー・マッキーが自身を演じる。
以後の各話(全10話)も、本人役のザック・エフロン(第4話)豪華ゲストスター陣を迎えつつ、“ハリウッドあるある”を連発。本誌読者なら必ず笑えるはずで超おすすめだ。
見どころ1:マーティン・スコセッシ監督ほか米国ドラマ史上最高レベルのゲスト出演者

ゲスト出演者の充実度は米国ドラマ史上、最高レベルだ。第1話のマーティン・スコセッシ監督や、シャーリーズ・セロン、スティーヴ・ブシェミ、第2話のポーリー監督、グレタ・リー、第3話のハワード監督とマッキー、第4話のエフロンなどなど、映画ファンなら必見という面々が演じるセルフパロディーは本作最大の見もの。
見どころ2:“長回し”を多用する撮影スタイルを徹底

カメラを止めずに撮影し続ける、いわゆる“長回し”を多用しているのも本作の大きな見せ場だ。各場面、カメラを止めずに撮影するスタイルは第1話から徹底しているが、第2話はなんと約30分の物語をすべてリアルタイムで描写。映画業界の舞台裏を描いた1992年の秀作『ザ・プレイヤー』を思い出す映画ファンは多いだろう。
注目キャラクター:マット・レミック(セス・ローゲン)

非常に映画愛が強い上、映画の歴史にも詳しく、いつか名作映画を作りたいと願う一方、自分の会社“コンチネンタル”から無理難題を押し付けられ続ける、愛すべき主人公。毎回、ど派手に転ぶ場面があるのがお約束!
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スター・トレック:セクション 31

人気SFシリーズ「スター・トレック」の最新映画版で、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』のミシェル・ヨーが主演。「スター・トレック:ディスカバリー」のフィリッパ・ジョージャウ(ヨー)の意外な過去と現在の戦いを描く。
「スター・トレック:セクション 31」
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人生の最期にシたいコト

ミシェル・ウィリアムズが主演・製作総指揮を務め、実話を映像化したユニークなヒューマンコメディー。乳がんと診断されたモリー(ウィリアムズ)はそれまでセックスに関心を持たなかったが、親友ニッキー(ジェニー・スレイト)と性の探求を始める。
「人生の最期にシたいコト」
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エトワール

「マーベラス・ミセス・メイゼル」の製作陣が、新たにバレエ界を舞台にしたミュージカルドラマ。ニューヨークのバレエ団のジャック(ルーク・カービー)とパリのバレエ団のジュヌヴィエーヴ(シャルロット・ゲンズブール)は、力を合わせることに。
「エトワール」
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ボンズマン:悪霊ハンター

ケヴィン・ベーコンが主演・製作総指揮を務めた、『M3GAN ミーガン』などで知られるホラー専門映画会社ブラムハウスのTV部門によるファンタジーアクション。一度亡くなった現代の賞金稼ぎハロラン(ベーコン)は生き返り、悪霊たちを倒す戦いへ。
「ボンズマン:悪霊ハンター」
Prime Videoで独占配信中
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