近年はアジアの中でも群を抜いて不動の人気を誇る韓国映画。そこで今回は、この夏出演作が続々と公開される注目の韓国俳優11人をピックアップ!ベテランから若手まで実力派の俳優がそろい踏みです!(文・清水久美子/デジタル編集・スクリーン編集部)

ケミストリーが最高な2人の新作はコレ!『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』

画像: キム・ゴウン(右)とノ・サンヒョン(左) Photo by Getty Images

キム・ゴウン(右)とノ・サンヒョン(左)
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人を惹きつける爽やかさと自由で明るいエネルギー溢れる キム・ゴウン

人からどう思われるか悩む時間があったら恋愛したいと考えるジェヒ。ゲイを差別的な目で見る輩を許さず、常にフンスの味方でいる彼女を快演するキム・ゴウンは爽快感を与えてくれる。「トッケビ 〜君がくれた愛しい日々〜」で人気を不動のものにし、韓国で2024年のNo.1大ヒットとなった『破墓/パミョ』ではシャーマン役を演じた。最近は、BIGBANGのG-DRAGONによる音楽プロジェクトの配信番組「Good Day」にも参加し、美声を披露した。

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繊細な表現力で世界中を虜にし光と影が同居するオーラを放つ ノ・サンヒョン

母親にもゲイだと明かせず、居場所を見出せない時にジェヒと出会って親友になり、支え合い続けるフンス。ノ・サンヒョンは恋愛に積極的になれない彼を瑞々しく演じている。モデル活動後、米ドラマ「センス8」で俳優デビュー。

「Pachinko パチンコ」で知名度を上げ、「サウンドトラック #2」などにも出演。繊細かつ幅広い演技力が評価され、2026年上半期最高の期待作と言われる「21世紀の大君夫人(仮題)」への出演も決定した。

画像: 繊細な表現力で世界中を虜にし光と影が同居するオーラを放つ ノ・サンヒョン

『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』

画像: 『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』

STORY 他人の目を気にせず自由奔放に生きるジェヒと、ゲイであることを隠して孤独に生きるフンス。正反対の二人が出会い、同居したことから始まる「自分らしい生き方」を見つける物語。大学生活、就職、兵役などを経ながら大人になっていく二人。ジェヒが人生の岐路に立たされる中、フンスも初めて心を許した恋人との関係に悩む。

『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』
2025年6月13日(金)公開
韓国/2024/1時間58分/配給:日活/KDDI
監督:イ・オニ
出演:キム・ゴウン、ノ・サンヒョン

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クォン・サンウの新作はコレ! 『ヒットマン リサージェンス』

画像: クォン・サンウ Photo by Getty Images

クォン・サンウ
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年を重ね、厚みを増す“演技力”で変らず第一線を走り続ける クォン・サンウ

2000年代から人気俳優の座に君臨し、『マルチュク青春通り』や『美しき野獣』などでアクション・スターとしての地位を確立したクォン・サンウ。「ヒットマン」シリーズは韓国で大ヒットを記録し、特に2作目は前作を凌駕するメガヒットに。

愛する妻とティーンエイジャーに成長した娘に文句ばかり言われる冴えない父親の顔と、漫画の人気が低迷する中、国家の危機と知って再び危険な任務に身を投じるエージェントの凛々しい姿の両方を体現する彼は、相変わらずの韓流スターだ。メロドラマもお手の物で、「天国の階段」でも大勢のファンを獲得したが、ヒロインを演じたチェ・ジウが今回、救急救命医役としてカメオ出演しているのも見逃せない。

『ヒットマン リサージェンス』

画像: 『ヒットマン リサージェンス』

STORY 2020年の『ヒットマン エージェント:ジュン』の続編。国家情報院の凄腕暗殺要員だったジュンは、現在はウェブトゥーン漫画家として活動しているが、描いた漫画の内容を模倣した犯罪が発生し、当局から疑いをかけられる。その上、命も狙われた彼は、愛する家族と祖国を守るため再びペンを銃に持ち替え、悪党に立ち向かう。

『ヒットマン リサージェンス』
2025年6月13日(金)公開
韓国/2025/1時間59分/配給:アルバトロス・フィルム
監督・脚本:チェ・ウォンソプ
出演:クォン・サンウ、チョン・ジュノ、ファンウ・スルヘ、イ・イギョン

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ソン・スンホンの新作はコレ! 『秘顔-ひがん-』

画像: ソン・スンホン Photo by Getty Images

ソン・スンホン
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過激な役にも挑戦する情熱とおさまることのない規格外の“色気”  ソン・スンホン

『パラサイト 半地下の家族』のチョ・ヨジョンが演じるスヨンと、『コンジアム』のパク・ジヒョンが演じるミジュに翻弄され、欲望をむき出しにしたり、強がったり、情けない表情をあらわにしたりなど、ソンジンの感情の移り変わりを体現しているソン・スンホン。

「秋の童話 オータム・イン・マイ・ハート」で日本でも人気を呼び、「夏の香り」や「エデンの東」などでも活躍してきた彼は、年齢を重ねるごとにますますイケメン度が増し、本作ではマエストロの貫禄や、激しいベッドシーンでのエロティックさなど、主人公ソンジンの魅力を前面に引き出している。今後は、韓国で2025年下半期にリリース予定の「宝のような私のスター(仮題)」で『ミス・ワイフ』のオム・ジョンファと10年ぶりの共演が予定されている。ラブコメディを演じる彼も早く見たい。

『秘顔-ひがん-』

画像: 『秘顔-ひがん-』

STORY 情愛中毒』のキム・デウ監督とソン・スンホンの再タッグによる、R18+のサスペンス・スリラー。将来有望な指揮者ソンジンはオーケストラのチェリストでもある婚約者スヨンの失踪に動揺するが、代理のチェリスト・ミジュと惹かれ合い関係を持ってしまう。そんな欲望のままに求め合う二人をスヨンがすぐ“そこ”で覗いていた。

『秘顔-ひがん-』
2025年6月20日(金)公開
韓国/2024/1時間55分/配給:シンカ/ショウゲート
監督:キム・デウ
出演:ソン・スンホン、チョ・ヨジョン、パク・ジヒョン

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