伝説的アニメーション作家、ブラザーズ・クエイによる19年ぶりの新作長編『砂時計サナトリウム』(グッチーズ・フリースクール配給)のロードショー公開が2025年7月12日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて決定。

クリストファー・ノーラン監督も心酔する
映像表現の極北を切り拓いてきたブラザーズ・クエイの“帰還”。

クリストファー・ノーラン監督もクエイ兄弟についての短編映画制作するほど心酔しており、多くのアーティストに多大な影響を与え続ける伝説的なアニメーション作家ブラザーズ・クエイ。
彼らの新作となる『砂時計サナトリウム』は、時間と記憶、幻想と現実が交錯する、夢のような映像世界を旅する作品となっている。

画像1: クリストファー・ノーラン監督も心酔する 映像表現の極北を切り拓いてきたブラザーズ・クエイの“帰還”。

特筆すべきは、緻密に造形された美術セットと、独自のライティングによる“動く静物画”とも言える映像美と、クラシックから現代音楽まで幅広い楽曲によって織り上げられるサウンドスケープ。観客は主人公ヨゼフと共に、父を求めて過去と夢の断片を辿りながら、やがて“自分という存在”の多層性に向き合うことになるだろう。

画像2: クリストファー・ノーラン監督も心酔する 映像表現の極北を切り拓いてきたブラザーズ・クエイの“帰還”。

ポーランドの作家ブルーノ・シュルツ文学の幻惑的世界を映像詩へと昇華した本作は、世界各国の映画祭で称賛を浴びた傑作。その圧倒的な美術と精緻な人形アニメーション、そして緻密な音楽設計は、まさにブラザーズ・クエイの真骨頂です。映像表現の極北を切り拓いてきたブラザーズ・クエイ19年ぶりの“帰還”となった本作。スクリーンで体験できるこの機会は見逃せない。

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【ストーリー】
青年ヨゼフは、忘れられた支線を走る幽霊のような列車に揺られ、死の床にある父を見舞おうと遠く離れたガリシア地方にあるサナトリウムを訪れる。到着したサナトリウムは、既に活気を失い、怪しげな医師ゴッタルダによって仕切られていた。彼はヨゼフにこう告げる。「あなたの国から見ればお父様は亡くなったが、ここではまだ死んでいません。ここでは、一定の間隔で常に時間が遅れているのです。その間隔の長さは定義できません」。
やがてヨゼフは、そのサナトリウムが現実と夢の狭間に漂う世界であることに気づき、そこでは時間も出来事も、目に見える形をとって存在することができないと知る。

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