スティーブン・キングは「狂気の沙汰だ」とコメント!
コミカルでポップなホラー作品に
本作は、本国アメリカでは米アカデミー賞作品賞を受賞した『ANORA アノーラ』や『パラサイト 半地下の家族』など話題作を配給するNEONによって今年2月に公開されたホラー映画。
父親が遺したぜんまい仕掛けの謎の猿のおもちゃを双子の兄弟が見つけたことをきっかけに、周囲で“不慮の死”が相次いで起こりはじめる。猿がドラムを叩くと誰かが死ぬと気づいた兄弟はこれを葬ろうとするが・・・・・・。
公開前から予告編の再生回数が72時間で1億900万回再生を超え、インディーホラーとして最高記録を更新(アメリカ2025/01/24時点)。さらに公開されると『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』に次いで2位のオープニング成績を記録。
静かで不穏な空気の詩的なホラー作品が多かったパーキンス監督だが、本作では、兄弟の身近な人の死からはじまり、25年の時を経てさらにその数は増え、まるで殺人カタログを見ているかのようなバリエーション豊かで突飛な殺戮を展開。呪われた家族の苦難を血みどろの絶叫マシンのようなコミカルでポップな作品として創りあげ、原作のスティーヴン・キングは「狂気の沙汰だ」とコメントしている。
公開決定の発表にあわせて予告編も解禁。猿のおもちゃがドラムを叩いた瞬間に立てかけてあった銃が暴発、主人公ハルの血まみれシーンから始まり、 “死を招く最凶の猿”がドラムを叩くと次々と人が死んでいく。死を招くぜんまい式の謎の猿のおもちゃ。ドラムを叩くと必ず誰かに不運な死が訪れる。猿は誰の命令も受けない、どこから来たのか、なぜ不幸が起こるのか・・・・・・。
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youtu.be【STORY】
双子の少年ハルとビル兄弟は父が遺した持ち物から、ぜんまい式のドラムを叩く猿のおもちゃを見つける。その頃から周囲で“不慮の事故死”が相次いで起こりはじめる。最初はシッターのアニーが、ほどなくして母親が亡くなった。ハルはふたりが死ぬ前にこの猿がドラムを叩いていたことに関連があるのではないかと気味悪がっておもちゃを切り刻んで捨てるが、気づくと元通りとなって戻ってきた。
母の死後、兄弟を引き取ったチップ伯父さんが“普通じゃない狩りの事故”で死んだことで、兄弟は猿を枯れ井戸へと葬った――つもりだった。
それから25年の時が経ち、一度は結婚し息子をもうけたハルだが、猿が戻ると身近な誰かが死ぬと思い、家族とは距離を置きビルとも疎遠になっていた。しかしそれは起こる。今度はアイダ伯母さんが“気味の悪い事故”で亡くなったのだ。遺品整理で伯母の家を訪れたハルは、あの猿が戻ってきたことを確信する。
『THE MONKEY/ザ・モンキー』
9月19日(金)より新宿ピカデリー他全国ロードショー
監督・脚本:オズグッド・パーキンス
原作:スティーヴン・キング
製作:ジェームズ・ワン
出演:テオ・ジェームズ、タチアナ・マズラニー、クリスチャン・コンヴェリー、
コリン・オブライエン、アダム・スコット、イライジャ・ウッド
原題:THE MONKEY/2025年/アメリカ映画/98分/R-15作品
配給:KADOKAWA
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