『ファイナル・レコニング』の次はこれ!
現在進行中のトム・クルーズ最新作5本を一挙紹介
代表作であるシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』を世界的ヒットに導いたトム・クルーズ。シリーズが本当に完結するのかは未だ明らかにされていないが、仮に続編が計画されても、トムがその準備に時間を割くのは簡単ではなさそう。というのも、すでに複数の新作が同時進行しており、スケジュールはぎっしり詰まっているからだ。
まず「ミッション」シリーズを二人三脚で作り続けてきたクリストファー・マッカリー監督との新作が早くも2本進行中。ひとつは第二次世界大戦中、フランスに不時着したアメリカ海兵隊の軍曹が、地元の少女と共に戦火をくぐり抜けながら脱出を目指すという『ブロードソード(原題)』。ヘンリー・カヴィルが共演予定で、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』以来の顔合わせが実現するかもしれない。
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』撮影中のトム・クルーズとクリストファー・マッカリー監督
©2025 PARAMOUNT PICTURES.
進行中の新作 1)『ブロードソード(原題)』
マッカリー監督と再タッグ。第二次世界大戦を舞台にした脱出劇。
もう一本は、1977年のクリント・イーストウッド主演のアクション・スリラー『ガントレット』のリメイク。オリジナルでは、命を狙われる女性証人を護送する荒くれ刑事が、巨大な陰謀に巻き込まれていく。リメイク版ではトムがその刑事役を演じ、ヒロイン役にはスカーレット・ヨハンソンが検討されているという噂があり、夢の共演に期待が膨らむ。
オリジナルの『ガントレット』
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進行中の新作 2)『ザ・ガントレット(原題)』
イーストウッド主演作のリメイク。トムが刑事役、相手役にはスカヨハか。
2026年公開に向けてすでに撮影が完了したといわれるのが『レヴェナント:蘇えりし者』のオスカー監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥと初タッグを組んだタイトル未定の新作。世界で最も影響力のある男が、自ら引き起こした大惨事をきっかけに、“自分こそが人類を救う存在だ”と証明しようとする、というストーリーであることが発表されており、監督によればコメディ要素も含んだユニークな作品になるという。

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督とトム・クルーズ
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進行中の新作 3)『タイトル未定の新作』
世界的事件を起こす男の物語。オスカー監督が放つ野心作。
また『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のダグ・リーマン監督と再び組む『ディーパー(原題)』の製作も進行中。この作品は、これまで誰も踏み入れたことのない深海の海溝に挑む宇宙飛行士が、未知の脅威と遭遇するというSFサスペンス。共演予定のアナ・デ・アルマスは、現在トムとの熱愛報道が過熱しており、両者がともに過ごす姿も目撃されている。それらが本作の準備に関連したものか、私的な関係によるものかははっきりしていないが、今後の二人の動向にも注目だ。

現在熱愛説も浮上しているアナ・デ・アルマスが共演予定
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進行中の新作 4)『ディーパー(原題)』
深海に挑む宇宙飛行士のSFサスペンス。共演のアナ・デ・アルマスとは熱愛説も。
そして何よりファンの注目と期待がもっとも集まっているのが『トップガン』の第3弾。これまでは製作の初期段階であることしか発表されていなかったものの、先日脚本を手がけるマッカリー監督が、ポッドキャスト「HappySadConfused」にて「ストーリーの枠組みはすでにできている」と明言。しかし同時に「難しいのはそれを実際に形にすること」と語っており、多忙を極めるトムのスケジュールを考えると、本格始動まではもうしばらく時間がかかりそうだ。
60代に突入してなお、第一線を走り続けるトム・クルーズ。世界を駆け続ける彼の次なる一歩から、ますます目が離せない!
写真は『トップガン』一作目
Photo by Paramount Pictures/Sunset Boulevard/Corbis via Getty Images
進行中の新作 5)『トップガン』第3弾
伝説のシリーズ最新作は脚本進行中。本格始動はトムのスケジュール次第か。