世界最高峰のモータースポーツと呼ばれるF1®グランプリ。そこで今回は『F1 ®/エフワン』と合わせて観たい、F1®グランプリを含めた様々なモータースポーツ映画をご紹介します。スリリングな疾走感とアツい人間ドラマがクセになること間違いなし!(文・相馬学/デジタル編集・スクリーン編集部)
カバー画像:Photo by FilmPublicityArchive/United Archives via Getty Images

F1 ®グランプリが舞台

About F1®

1950年にイギリスで始まった自動車レース「フォーミュラワン(Formula One)」=F1®。時速300km超のマシンでトップを争う“最速の競技”であり、年間の観客動員数はなんと400万人超を誇る。「グランプリ」と呼ばれる各国開催による複数のレースで構成され、1チームにつき2人で参加してチームと個人両方の成績を競う。著名選手にアイルトン・セナ、ミハエル・シューマッハほか。

『グラン・プリ』(1966)

画像: 『グラン・プリ』 Photo by FilmPublicityArchive/United Archives via Getty Images

『グラン・プリ』
Photo by FilmPublicityArchive/United Archives via Getty Images

グランプリに命を懸ける男たちの哀愁!

4人のレーサーにスポットを当て、一年にわたる激しいバトルの行方と、それぞれの人間ドラマを描き出したF1®ドラマのクラシック。愛する者に支えられ、ときには捨てられながら、サーキットでは全力を尽くす、そんな男たちの物語がアツい。『影なき狙撃者』の硬派監督ジョン・フランケンハイマーのイイ仕事。事故をも売り物にするF1ビジネスへの風刺も効いた名作。

『ラッシュ/プライドと友情』(2013)

画像: 『ラッシュ/プライドと友情』

『ラッシュ/プライドと友情』

画像1: 『F1 ®/エフワン』と合わせて観たい! 爽快!疾走感がクセになるモータースポーツ映画たち

『ラッシュ/プライドと友情』

Blu-ray:¥2,750 (税込)
DVD:¥1,980 (税込)
発売元:ギャガ/販売元: ポニーキャニオン
©2013 RUSH FILMS LIMITED/EGOLITOSSELL FILM AND ACTION IMAGE.ALL RIGHTS RESERVED.

実在のF1®レーサーの死闘と知られざる友情を描く

1970年代のF1®レースでしのぎを削った天才ドライバー、ジェームズ・ハントとニキ・ラウダのバトルを再現。時速300キロの世界での戦いは命がけだが、その重みをしっかり見据える。サーキットでのフィジカルな戦いだけでなく、内なる葛藤も見据えたドラマは見応え満点。感覚重視で野性的なハントと、精密機械のような理論派ラウダの、タイプの異なる天才の対比も面白い。

『ドリヴン』(2001)

画像: 『ドリヴン』

『ドリヴン』

『ドリヴン』

U-NEXTにて配信中
© 2001 Champs Productions, Inc. All Rights Reserved.

若手レーサーとベテランレーサーの師弟関係が激アツ!

デビューから連続勝利を飾り、シーズンを盛り上げる若きレーサー。周囲の狂騒が影響し、成績を落とし始めた彼を支えるため、引退していたベテランが同チームに復帰し、若き天才を正しい方向に導こうとする。シルヴェスター・スタローンが製作と脚本、出演を兼任した熱血ドラマ。レニー・ハーリン監督ならではの豪快アクション演出は、クラッシュシーンで威力を発揮!

実在のF1®レーサーのドキュメンタリーで観る!

『アイルトン・セナ〜音速の彼方へ』(2010)

画像: 写真は1990年ごろのアイルトン・セナ Photo by Pascal Rondeau/Getty Images

写真は1990年ごろのアイルトン・セナ
Photo by Pascal Rondeau/Getty Images

34歳の若さで突如この世を去った天才ドライバー

3度のワールドチャンピオンに輝き、日本では“音速の貴公子”という異名で知られていたアイルトン・セナの記録映画。ブラジルに生まれ十代の頃からカートレースで頭角を現わし、ヨーロッパの名門チームで活躍するも、レース中の事故により34歳の若さで世を去った天才の生涯をたどる。レース界の頂点に立っても奢らず、謙虚でひたむきな人柄が伝わってくる。

『シューマッハ』(2021)

画像: 写真は1992年のミハエル・シューマッハ Photo by Pascal Rondeau/Getty Images

写真は1992年のミハエル・シューマッハ
Photo by Pascal Rondeau/Getty Images

F1®で通算7度の世界タイトルを獲得した名ドライバー

ドイツ人初のF1®ドライバーズチャンピオンとなり、史上最多タイの7度のチャンピオン歴を誇るミハエル・シューマッハの軌跡をたどる。裕福とはいえない家庭に育ち、ハングリー精神でのし上がった名ドライバーの記録。接触も辞さない危険な走行で避難の的にもなるが、低迷していた名門チーム、フェラーリを復活させた2000年以降の怒涛の活躍にグッとくる。

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