第一作公開から40周年を迎えますが、キャスト陣やスタッフは今も活躍中。どんな“未来”にたどり着いたのか、調べてみました!(文・平沢薫/デジタル編集・スクリーン編集部)
Photo by GettyImages

マイケル・J・フォックス
(マーティ・マクフライ役など)

ギタープレイでファン歓喜!

主人公マーティを演じたフォックスは、1961年6月9日生まれの65歳。1998年にパーキンソン病を公表、一時は引退を宣言したが、今も現役で来年配信のドラマ「シュリンキング:悩めるセラピスト」シーズン3にも出演。昨年夏は英国の音楽フェスでコールドプレイと共演、車椅子でギターを演奏してファンを喜ばせた。ギターの演奏は11月にも自身の財団のチャリティー・ガラでも見せてくれた。2022年にアカデミー賞ジーン・ハーショルト友愛賞を受賞、2025年にはバイデン大統領(当時)から自由勲章を授与されている。

クリストファー・ロイド
(ドク/エメット・ブラウン役)

80を過ぎてもパワフルに活躍!

マーティの相棒、変わり者の科学者ドクを演じたロイドは1938年10月22日生まれの86歳。今も人気者で、本年配信の「ウェンズデー」シーズン2に教授役で出演決定。人気シリーズ「マンダロリアン」「ブラックミラー」にもゲスト出演。映画でも、主人公の父親を演じた21年の『Mr.ノーバディ』が大ヒットして、本年8月全米公開の続編にも出演中。

リー・トンプソン
(ロレイン・ベインズ役など)

監督としての手腕も発揮!

高校生時代のマーティの母親ロレインを演じたトンプソンは、1961年5月31日生まれの64歳。89年に『恋しくて』のハワード・ドゥイッチ監督と結婚、06年に監督業に進出し両方で活躍中。23年のコメディ・ドラマ「お騒がせ探偵!スペンサー・シスターズ」に主演しつつ、並行して「スター・トレック:ピカード」などドラマの監督も務めている。

トーマス・F・ウィルソン
(ビフ・タネン役など)

YouTubeでは陽気な素顔も!

マーティの両親が通う高校の不良ビフとその子孫と先祖を演じたウィルソンは、1959年4月15日生まれの66歳。本年5月に開設したYouTubeチャンネルで陽気な素顔を披露し、登録者は4万5700人越え。「BONES −骨は語る−」など数々のドラマや映画『デンジャラス・バディ』に出演し、声優として人気アニメ「スポンジ・ボブ」などで活躍中。

エリザベス・シュー
(ジェニファー・パーカー役など)

「ベスト・キッド」関係でも話題に!

第2、3作のマーティの恋人ジェニファー役のシューは、1963年10月6日生まれの61歳。95年に『リービング・ラスベガス』でオスカー主演女優賞ノミネート。近年は人気ドラマ「ザ・ボーイズ」の副社長役、『ベスト・キッド』の続編ドラマ「コブラ会」でのヒロイン役の再演が話題に。『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』など映画でも活躍中。

クローディア・ウェルズ
(ジェニファー・パーカー役)

演技の道に戻り今も活躍中!

第1作でマーティの恋人ジェニファーを演じたウェルズは、1966年7月5日生まれの58歳。第2作は、母親ががんと診断されたため出演を断念。1988年に俳優業を中断するが2008年の映画『Still Waters Burn(原題)』で復帰。15年の『バック・イン・タイム』以降は日本未公開のインディ映画が多いが今も俳優業を続け、新作『Quinn(原題)』が公開待機中。

メアリー・スティーンバージェン
(クララ・クレイトン役)

話題作でもお見掛けします!

第3作でドクが恋するクララを演じたスティーンバージェンは、1953年2月8日生まれの72歳。先日、夫テッド・ダンソン主演のコメディ・ドラマ「グランパは新米スパイ」シーズン2の出演が決定。80年に『メルビンとハワード』でオスカー助演女優賞受賞。ギレルモ・デル・トロ監督『ナイトメア・アリー』『また、あなたとブッククラブで』などで活躍中。

クリスピン・グローヴァー
(ジョージ・マクフライ役)

個性派俳優として邁進中

高校時代のマーティの父親ジョージを演じたグローヴァーは、1964年4月20日生まれの61歳。「チャーリーズ・エンジェル」2作のヤセ男役、『ウィラード』のネズミを愛する主人公など個性派俳優の道を歩み、近年はオムニバス「ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋」中のラヴクラフト原作作の主人公を熱演。音楽アルバムや著作も発表している。

ロバート・ゼメキス
(監督・脚本)

コンスタントに作品を発表

監督・共同脚本のゼメキスは、1952年5月14日生まれの73歳。94年の『フォレスト・ガンプ/一期一会』がオスカー監督賞、作品賞、主演男優賞、視覚効果賞などを受賞して名監督に。24年の最新作『HERE 時を越えて』は同じ場所の原始時代から現在までの物語を描く異色作。ドウェイン・ジョンソン主演でカメハメハ王を描く映画『The King(原題)』が企画進行中。

ボブ・ゲイル
(脚本・製作)

「BTTF」ゲーム版にも参加

共同脚本・共同製作のボブ・ゲイルは、1951年5月25日の74歳。2002年の『アメージング・ハイウェイ60』で脚本も手掛けて監督デビューしたが、その後は新作がなく、「バック・トゥ〜」のゲーム等の原案に参加。本年4月に第4作について聞かれて「絶対にない。ボブ(ゼメキス監督)も言ってるように、今の三部作で完璧なんだ」と答えている。

Photos by Getty Images

This article is a sponsored article by
''.