エンタメ映画の歴史に革命を起こした6本！ 必見！「ジュラシック・シリーズ」を振り返る

『ジュラシック・ワールド』（2015）

大賑わいの観光施設「ジュラシック・ワールド」が大パニックに！

ファンのラブコールに応え、14年ぶりに製作された「ジュラシック」シリーズの第4弾で、新機軸の「ジュラシック・ワールド」3部作の第1作に当たる。スピルバーグは製作総指揮を担当し、監督と脚本（共同）は新鋭だったコリン・トレヴォロウが担当。

大富豪ハモンドのインジェン社は売却され、新会社がハモンドの夢だった恐竜パークを実現し観光施設「ジュラシック・ワールド」として、球体のジャイロスフィアによる見学コースやモササウルスの水中ショーで人気を博していた。運営責任者のクレアは甥っ子ザックとグレイが園を訪れてもかまっていられないほど多忙を極めていたが、彼女はさらに観客を呼び込むため、飼育係のオーウェンの忠告も聞かず、旧パークに勤めていたウー博士と共に凶暴で知性も高いハイブリッド恐竜インドミナス・レックスを生み出したところ、その知性が思わぬ事態を呼ぶことに。その危険事態はザックとグレイも巻き込んで…。

キャストには勇敢なオーウェンにクリス・プラット、彼の元カノでもあるクレアにブライス・ダラス・ハワード、第1作に出演したウー博士をB・D・ウォンが演じる。オーウェンは獰猛なヴェロキラプトルを訓練して交流を図ろうとしている設定。ハイブリッド恐竜インドミナス・レックスは架空の恐竜だが強烈なインパクト。

『ジュラシック・ワールド／炎の王国』（2018）

恐竜たちが棲息する島の火山が噴火の時を迎え、救出作戦開始?!

前作『ジュラシック・ワールド』が大成功を収め、3年後に公開された「ワールド」シリーズの第2弾。前作の監督トレヴォロウは脚本と製作総指揮（スピルバーグと共同）に回り、新たにスペイン出身で『怪物はささやく』などのJ・A・バヨナにバトンタッチ。

3年前、インドミナス・レックスとTレックスらの死闘で崩壊したジュラシック・ワールドのあるイスラ・ヌブラル島。そこにはまだ恐竜たちが棲息していたが、火山が噴火する予兆が発覚。そこで恐竜たちを救出することを決めた保護グループDPGの代表クレアと彼女に声をかけられたオーウェン、そしてDPGの若者たち、ハモンドの友人だったロックウッドの財団が派遣した傭兵たちが島に到着する。だが裏切った傭兵のミルズたちは本当の目的を露わにする。彼らは恐竜を救うのではなく、兵器やペットとして富裕層に売買するために同行したのだ。さらに新たな遺伝子組み換え恐竜が作られていたことも明らかに…。

オーウェン役のクリス・プラット、クレア役のブライス・ダラス・ハワードらが続投し、ミルズ役のレイフ・スポールらが新たに参加。また前3部作でマルコムを演じたジェフ・ゴールドブラムがカメオ出演している。前作にも登場したラプトルのブルーとオーウェンが再会。新ハイブリッド恐竜インドラプトルが恐ろしい。

『ジュラシック・ワールド／新たなる支配者』（2022）

旧3部作と新3部作がリンクするファン歓喜のフィナーレ

「ジュラシック・ワールド」3部作の最終作。トレヴォロウが三度脚本を担当し、1作目に続いて監督にもカムバック。前作に登場したゴールドブラムに続いて、グラント役のサム・ニール、サトラー役のローラ・ダーンも21年ぶりに登場し前3部作とリンクする。

前作で島から救出された恐竜たちが人間界に放たれてから4年。人類が恐竜との共存の道を探る中、クレアとオーウェンはロックウェルが遺したクローンの少女メイジーを守って山奥で暮らしていた。そんな時、オーウェンはラプトルのブルーと再会するが、ブルーの子供が何者かに誘拐されてしまう。荒れ狂うブルーにオーウェンは自分が子供を取り戻すとなだめる。その頃、サトラー博士は全米で問題となっている巨大イナゴがバイオシン社のCEOドジソンの陰謀と疑い、旧知のグラントと調査を開始。またマルコムもバイオシン内部からドジソンを探っておりサトラーたちに協力するが、彼らが行きついた真実とは…。

三度登場するオーウェン（プラット）とクレア（ハワード）が、グラントやサトラーたちと行動を共にするクライマックスは「ジュラシック」シリーズの白眉とも言えそう。オーウェンと彼が飼育してきたブルーの絆も見どころの一つ。クライマックスは陸上最大級の肉食恐竜ギガノトサウルスとTレックスの激突！

ジュラシック・ワールド6ムービー
4K Ultra HD コレクション（6枚組）：22,000円 （税込）
発売・販売元：株式会社ハピネット・メディアマーケティング
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