第3話では1976年6月26日、日本武道館で歴史的な異種格闘技戦を繰り広げた“燃える闘魂”アントニオ猪木と“世界の口撃王”モハメド・アリの日本外国特派員協会での記者会見の模様を9月12日(金)よりヒストリーチャンネル公式YouTubeにて公開決定!
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1976年6月26日、日本武道館で歴史的な異種格闘技戦が行われることになった。ボクシング世界ヘビー級王者で「蝶のように舞い、蜂のように刺す」伝説のボクサー、モハメド・アリと「燃える闘魂」として知られる国民的プロレスラー、アントニオ猪木。2人の前例にないこの異種格闘技戦は「世紀の一戦」と言われ、当時のレートで30億円とも言われた巨額の賞金、世界34か国で同時中継、視聴者数は推定15億人と全てが異例尽くしのスポーツイベントとなった。

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試合に先立ち2人は、1976年6月18日東京の日本外国特派員協会で記者会見を行う。この度先行公開された音声記録には、「お前をぶっ潰すために来たんだ」「俺は英雄だ。日本じゃ負けるわけにはいかない」「俺が今お前を有名にしてやってるんだ」猪木に対して挑発的な言葉を繰り返すモハメド・アリ。それに対して、アントニオ猪木は通訳を介して冷静に返す。「雄弁は銀、沈黙は金」「アリにとって最後の国際舞台となるでしょう」そして、猪木からアリにたいして松葉杖のプレゼントが渡されると会見場の盛り上がりは最高潮に達し、記者たちからは歓声が上がった。モハメド・アリ「俺はあいつに徹底的に恥をかかせてやる」猪木「そん時は、腕じゃなくて口を塞いでやるよ」二人は上半身裸になり、ファイティングポーズをして威嚇し合うのであった。
格闘技史に燦然と輝く、世紀の一戦前夜に二人は何を語ったのか?2人の会見の模様が映る数々の写真とともに全格闘技ファンは傾聴せよ!