世界が注目する映画制作コレクティブ「オムネス・フィルムズ」の創設メンバーにして、新進気鋭の映画作家タイラー・タオルミーナ監督の最新作『クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント』が2025年11月21日(金)より、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほかにて全国公開が決定した。

前二作『ハム・オン・ライ』と『ハッパーズ・コメット』の上映も決定

この度は、『クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント』およびタイラー・タオルミーナ監督特集の予告編が解禁となった。また、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下では、『クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント』の公開を記念して、11月7日(金)から11月20日(木)の2週間限定で、タイラー・タオルミーナ監督の前二作『ハム・オン・ライ』と『ハッパーズ・コメット』の上映も決定した。

この度解禁となった予告編は、クリスマス・イブの夜に勢揃いする、4世代にわたるアメリカの家族の賑やかな風景から始まる。しかし、なにやらどこか問題もかかえているらしい大人たち。そして、そんな大人たちをよそに、クリスマス・イブの夜に好きな人に会うための計画を立て、外へと抜け出すのは二人の少女。彼女らを演じるのは、期待の新人マチルダ・フレミングとマーティン・スコセッシの娘フランチェスカ・スコセッシ。
映画が家から飛び出すと、マイケル・セラとグレッグ・ターキントン演じる意味深な二人組の警官、「墓掘り野郎!」と叫ばれた先にはスティーヴン・スピルバーグの息子ソーヤー・スピルバーグ演じる謎の男などといった魅力的な人物が映し出されていく。気づけば、賑やかで楽しげな雰囲気が一転、雪がしんしんと舞い降り、夜の暗闇は深く、人々を静かに包んでいく。

画像: 『クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント』予告編【 2025/11/21(金) 〜Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下より全国ロードショー!】 www.youtube.com

『クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント』予告編【 2025/11/21(金) 〜Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下より全国ロードショー!】

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流れ星のように煌めき通り過ぎる消防車の印象的なショットを残し、『クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント』の予告編が終わる。 クリスマスを描く懐かしきホリデイ・コメディでありながら、青春映画のような期待感と切なさも同居する『クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント』の魅力を存分に表した予告編となった。
『クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント』の予告編に続けて、タイラー・タオルミーナ監督の『ハム・オン・ライ』と『ハッパーズ・コメット』の、御伽話のような不思議な世界観をよく表すショットの数々が紡がれていく。

<オムネス・フィルムズとは>
エマーソン大学に在学中の学生たちが 2010 年に築いた友情がきっかけで創設されたロサンゼルスを拠点とする 映画制作者の集団(コレクティブ)。卒業後、ロサンゼルスで共同制作を始めたのがスタートで、今では短編、ミュージックビデオ、本格的な低予算長編まで手掛けるようになる。『ハム・オン・ライ』『ハッパーズ・コメット』、『クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント』を監督しているタイラー・タオルミーナ、カーソン・ランド(『さよならはスローボールで』監督)、ジョナサン・デイヴィス(『トポロジー・オブ・セイレーン』監督)、のマイケル・バスタ(『バーナード・チェックイン』監督)などが中心メンバーとして活動しており、近年はヴェネズエラ出身のロレナ・アルバラードやフランス系のアレクサンドラ・シンプソン(『ノー・スリープ・ティル』)といった国際的な才能も加わっている。オムネス・フィルムズは正式な法人組織ではなく、親しい友人同士が自然発生的に協力する“ゆるやかな共同体” として機能しており、例えば、撮影、脚本、編集、音楽監修など、メンバーが互いのプロジェクトに役割を担い合うスタイルが特徴。2024 年、カンヌ映画祭監督週間にて『クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント』 と『さよならはスローボールで』 の2作がワールドプレミア上映される快挙を果たす。

『クリスマス・イブ・イン・ミラーズ・ポイント』 11/21より全国公開
2024年|アメリカ|カラー|108 分|原題:Christmas Eve in Miller’s Point
監督:タイラー・タオルミーナ/脚本:タイラー・タオルミーナ、エリック・バーガー/撮影:カーソン・ランド/音楽:オリー・ホワイト、トム・スタンフォード/編集:ケヴィン・アントン/製作:クリスタ・ミント、デヴィッド・クロリー・ブロイルズ、ダンカン・サリヴァン、マイケル・セラ/出演:マイケル・セラ、エルシー・フィッシャー、マリア・ディッツィア、ベン・シェンクマン、グレッグ・ターキントン、マチルダ・フレミング、フランチェスカ・スコセッシ、ソーヤー・スピルバーグほか

画像: © 2024 Millers Point Film LLC. All rights reserved.

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<あらすじ>ロングアイランドにある小さな町のとある家。クリスマス・イブの夜に、4世代のバルサーノ家が集まった。しかし、毎年恒例のこの集まりは、もしかしたら最後になるかもしれない。陽気に飲み語らうおばやおじ、いとこたち、そして家族の中心である祖母。皆が賑やかな祝宴に夢中になる中、若いエミリーとミシェルはこっそり抜け出し、郊外の雪景色を自分たちの反抗の舞台に変えていく。ホームファミリーコメディと青春群像劇がユニークに融合した“見たことのない懐かしさ” をたたえた、唯一無二のクリスマス映画。

<タイラー・タオルミーナ監督特集>11/7から11/20までBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて2週間限定公開

『ハム・オン・ライ』
2019年|アメリカ|カラー|85分|原題:Ham on Rye
監督:タイラー・タオルミーナ/脚本:タイラー・タオルミーナ、エリック・バーガー/撮影:カーソン・ランド/編集:ケヴィン・アントン/プロダクションデザイン:エミリー・スコット・シンプソン/出演:ヘイリー・ボデル、オードリー・ブース、ガブリエラ・ヘレラ、アダム・トーレス、ルーク・ダーガほか

画像1: 前二作『ハム・オン・ライ』と『ハッパーズ・コメット』の上映も決定

<あらすじ>とある郊外のティーンエイジャーたちは皆、「人生で最も重要な日」と言われる日に、古くから続くこの奇妙な成人儀式へ向かう。やがて目的地である地元のデリカテッセン「モンティーズ」に到着し、集まった若者たちは、食事とダンス、そして恋のもつれが入り混じるシュールな儀式に参加する。その儀式は彼らの人生の行方を永遠に左右するものであり、多くの若者はその瞬間に郊外の退屈な生活から解放されるが、選ばれなかった者たちは空虚な故郷にいつまでも取り残されるのだった──。デヴィッド・リンチが撮った『アメリカン・グラフティ』などとも評されたタイラー・タオルミーナ監督デビュー作。

『ハッパーズ・コメット』
2022年|アメリカ|カラー|63分|原題:Happer’s Comet
監督:タイラー・タオルミーナ/脚本:タイラー・タオルミーナ/撮影:ジェシー・スパーリング/編集:ケヴィン・アントン/製作:カロジェロ・カルッチ/出演:グレース・ベルリーノ、マイケル・グリエルモ、ジャックス・テリー、ブレンダン・バートほか

画像2: 前二作『ハム・オン・ライ』と『ハッパーズ・コメット』の上映も決定

<あらすじ>郊外の町に漂う孤独感を描いた、真夜中のモザイク画。深夜のひとときを過ごす住民たちを覗き見るうちに、何人かが静かにローラーブレードで夜の闇へと抜け出していく姿が浮かび上がる。2020年、新型コロナウイルスのパンデミックによる断続的なロックダウン期間中に撮影されたタオルミーナ監督の2作目。

提供:JAIHO 配給:グッチーズ・フリースクール

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