「物語は完結したと思うか?」——死んだはずのサイコキラーが復活!
前作『ブラックフォン』は、断線した黒電話から聞こえる死者からのメッセージを頼りに、誘拐された少年が連続殺人鬼からの脱出に奮闘する姿を描いたサイコスリラー。ジャンル系映画の祭典”ファンタスティック・フェスト”(2021年9月開催)でのプレミア上映で大喝采を浴びると、米レビューサイトRotten Tomatoesで驚異の100%FRESHを公開まで維持し続け(※2022年3月22日時点)、翌年6月に公開を迎えるや全世界で1億6,000万ドルを超える大ヒットを記録した。
続編となる本作『ブラックフォン 2』では、前作の事件から4年後が舞台になる。今もあの地下室のトラウマに苦しむ17歳になったフィニーと、意志の強い少女へと成長した15歳になった妹のグウェン。夜な夜な3人の子どもが殺される悪夢を見るグウェンの説得で、現場となったウィンターキャンプの地へ向かった彼らが突き止めたのは、グラバーと自分たちの家族を結びつける、あまりにもおぞましい真実だった。死してより強力になった最恐のサイコキラーに、フィニーとグウェンの兄妹はどのようにたち向かうのか。

殺人鬼グラバー役には、4度のアカデミー賞®ノミネートを誇る名優イーサン・ホークが再び演じる。本作では死を超越したサイコキラーとして、サイキック兄妹の前に再び立ちはだかる。グラバーに立ち向かうフィニーは、前作『ブラック・フォン』で世界的に注目を集めた後、本年公開された実写版『ヒックとドラゴン』(2025)にて主人公ヒック役を演じ、『Regretting You(原題)』(2025、日本公開未定)など立て続けに主演作が公開する、若手注目株のひとりメイソン・テムズが続投。また、フィニーの妹・グウェンは、「死霊館」ユニバースの『ラ・ヨローナ~泣く女~』(2019)の主人公の娘エイプリル役、ディズニー&ピクサー『トイ・ストーリー4』(2019)でアンディから大事なおもちゃを譲り受けたボニーの声を担当したマデリーン・マックグロウが再び演じる。
脇を固めるキャストには、『明日を継ぐために』(2011)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートを果たしたデミアン・ビチル、ジェイソン・ステイサム主演『ワーキングマン』(2026)への出演が決定しているアリアンナ・リヴァス、そして、フィニーとグウェンの父親役は前作に引き続きジェレミー・デイビスが演じる。
脚本・監督は、『エミリー・ローズ』(2006)、 『フッテージ』(2012)、『ドクター・ストレンジ』(2016)で知られるスコット・デリクソン。製作には、『ゲット・アウト』(2017)や『透明人間』(2020)、『M3GAN/ミーガン』(2023)などを手掛けたブラムハウス・プロダクションズの創設者ジェイソン・ブラムが参加し、共同脚本・製作にC・ ロバート・カーギル、キャラクター原案・原作は、スティーヴン・キングの息子で、「黒電話」の小説家ジョー・ヒルといった前作の製作陣が再び名を連ねている。
解禁となった日本版予告編では、グラバーが夢と現実の両側からサイキック兄妹を執拗に追い詰める姿が捉えられている。
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youtu.be映像には、前作にも登場した地下室や黒電話、グウェンの悲鳴、幽霊として現れる子どもたち、手斧や怪奇現象によって襲われる兄妹の姿が次々と映し出されていく。そして、怨念に満ちた「復讐するは我にあり」という宣言とともに、死んだことで無敵化したグラバーによる復讐を予感させる姿が収められている。今度は死者となって再び現れるサイコキラーに、兄妹はどのように立ち向かうのか。

『ブラックフォン 2』
11月21日(金)劇場公開
提供:ユニバーサル・ピクチャーズ 配給:東宝東和
キャスト:イーサン・ホーク、メイソン・テムズ、マデリーン・マックグロウ、デミアン・ビチル、ミゲル・モラ、ジェレミー・デイビス、アリアンナ・リヴァス
監督:スコット・デリクソン
脚本:スコット・デリクソン & C. ロバート・カーギル
原作キャラクター:ジョー・ヒル
製作:ジェイソン・ブラム、スコット・デリクソン、C. ロバート・カーギル
製作総指揮:ジョー・ヒル、アダム・ヘンドリックス、ライアン・チュレック
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