<北欧の至宝>とも呼ばれるデンマークの俳優マッツ・ミケルセンの生誕60年を記念して開催される「〈北欧の至宝〉マッツ・ミケルセン生誕60周年祭」より、『アダムズ・アップル』の場面カット・メイキングカットが到着した。
型破りな牧師を演じるマッツ・ミケルセン!
『アダムズ・アップル』(05)は、『ブレイカウェイ』(00)や『フレッシュ・デリ』(02)に続く盟友アナス・トマス・イェンセンとのタッグ作。ミケルセンは、穏やかながら度を越えた楽観主義者、短パン姿の型破りな牧師イヴァン。一見すると健全な思考の持ち主だが、徐々に常軌を逸した言動や異常性が滲み出てくる、という役どころ。イヴァンが劇中でどんなサイコパスな一面を披露するのか、そしてその裏に隠された彼の過去とは。光の中に立つ人かと思えば、影が濃くなるにつれその輪郭が歪んでいくさまを見事なまでに体現するミケルセンに注目だ。
解禁された場面カットでは、ミケルセン演じるイヴァンの理知的で好印象な人物の雰囲気を漂わせているほか、メイキングカットでは、マッツ・ミケルセンがアダムを演じたウルリク・トムセンと監督と話す様子や、カメラを覗く姿、キャスト陣と並んで立つ姿が捉えられている。
場面カット
メイキングカット
「〈北欧の至宝〉マッツ・ミケルセン生誕60周年祭」では、彼の60歳の節目を祝い、日本劇場初公開の貴重な作品を含む7作品を一挙に上映。本作のほか、若き日のマッツ・ミケルセンを堪能できる『ブレイカウェイ』(00)や『フレッシュ・デリ』(02)、長らく未公開となっていた『メン&チキン』(15)といった日本初公開作だけでなく、『アフター・ウェディング』(06)、『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(12)、そして代表作とも言うべき『偽りなき者』(12)までラインナップされている。
「〈北欧の至宝〉マッツ・ミケルセン生誕60周年祭」
11月14日(金)新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷 ほか全国公開
配給:シンカ