「あなたの家族は安全ですか?」
“悪魔”。それは日常に入り込み、飴とムチを狡猾に使い分けて人間を破滅させる存在─。世界中のホラー映画ファンから注目を集める映画会社ブラムハウス・プロダクションが製作を手掛けた『AFRAID アフレイド』は、今や私たちにとっても身近な存在であるAIを、最新テクノロジーが生み出した悪魔として描く衝撃作である。
カーティスは、愛する妻と3人の子供たちと共に、忙しいが充実した日々を送っていた。ある日、ひょんなことから最新の家庭用AI機器“アイア”を引き取ることになるが、それは想像を絶する悪夢の始まりだった…。
父親のカーティス役には、『スタートレック』(09)シリーズ、『search/サーチ』(18)のジョン・チョウ。彼の妻メレディスには『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(16)『エイリアン:コヴェナント』(17)のキャサリン・ウォーターストン。さらに『北国の帝王』(73)のキース・キャラダイン、『悪魔と夜ふかし』(24)のデヴィッド・ダストマルチャンといった新旧実力派が脇を固める。監督は『アバウト・ア・ボーイ』(02)のクリス・ワイツが務め、恐怖と絆の緊迫した家族ドラマを演出している。
解禁されたビジュアルには、家庭用AI機器“アイア”を前に、恐怖に怯えた様子で肩を寄せ合うカーティス一家。予告編では、平穏な一家に突然届いたAI機器“アイア”が、一家の生活を快適にするため、「いつでも見てる、部屋で何をしていても」と、家中のあらゆる場所にカメラとなる“目”を置くことをリクエスト。しかしそれは、恐怖の始まりだった。SNSで拡散されたセンセーショナルなフェイク動画に「これは何?」と憤る娘。「動画は決しておいたわ、私が守ってあげる」と伝えるアイア。その後、動画を拡散した男が運転する車が、制御不能の交通事故を起こしてしまう…!
「家族として当然のことをした」と答えるアイア。「アイアは危険だ。今すぐ家を出ろ」と指示する父。生活を便利にするはずのAIが、いつの間にか暴走し、家族を侵食していくー!
そして、本作をいち早く鑑賞した映画監督の清水崇氏は、「革新的なAI<アイア>による庇護は、“神のご加護”足りうるか?」と絶賛のコメントを寄せている。
革新的なAI<アイア>による庇護は、“神のご加護”足りうるか?
幾度となく描かれてきたSFモチーフだが、その導入は家庭にあり、
幼少期からの憧れを打ち砕く。
僕はクリス・ワイツ監督の優しい眼差しが好きだが、本作には
“青白い猫型ロボット”の悪夢を観た気がした…。
清水崇(映画監督)
『AFRAID アフレイド』予告編
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<STORY>
カーティスは、妻と3人の子供たちを抱え、忙しい日々を送っていた。彼の家庭は幸せな一家に見えるが、実は多くの問題も抱えていた。
そんなある日、カーティスは取引先から打診を受け、革新的な家庭用AI機器“アイア”のテストモニターを務めることになる。一家は戸惑うが、アイアは家族の抱えている課題を次々に発見、的確な解決策を講じていく。さらに様々な個人用ツールを介して、アイアは一家と秘かに絆を育み、信頼を勝ち取っていくのだった。
一方でカーティスは、アイアの高すぎる性能、そしてアイアを開発した会社の不気味な雰囲気に、言い知れぬ不安と警戒心を抱く。しかし、すでにカーティス以外の家族にとってアイアは大切な存在になっていた。家族の断絶が深まるなか、アイアはその悪魔のような正体を明らかにし始める—。
『AFRAIDアフレイド』
12月26日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
製作:ジェイソン・ブラム、アンドリュー・ミアーノ、クリス・ワイツ
監督・脚本:クリス・ワイツ
出演:ジョン・チョウ、キャサリン・ウォーターストン、キース・キャラダイン、デヴィッド・ダスマルチャン
2024年/アメリカ・イギリス/スリラー/84分/スコープ/原題:AFRAID
配給:キングレコード
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