チャップリン家が初めて公認したドキュメンタリー作品
ドタバタ喜劇に庶民の哀愁や社会風刺を巧みに組み込んだユーモア溢れる作品を多く生み出し、世界中の人々を魅了してきたチャーリー・チャップリン。ちょび髭にだぶだぶのズボンと大きなドタ靴、ステッキと山高帽がトレードマークの“放浪紳士”に扮し、笑いの中にさみしさや孤独を抱え、社会のなかで弱い立場の人に寄り添う心優しいキャラクターで愛されてきた。
そんな放浪紳士に垣間見えるのは、ロマのアイデンティティ。本作では、チャップリンがロマの血を1/8引き、そのことを誇りに思っていたことが明かされる。極貧の少年時代からアメリカを追放されスイスで過ごした晩年まで、映画の神様チャップリンのルーツに迫る物語。
チャップリンに関する作品や映像は数多く作られてきたが、本作はチャップリン家が全面的に協力し公認した唯一のドキュメンタリー。製作を担当し、劇中でチャップリンの足跡を辿るのはチャップリンの息子マイケル・チャップリン。父の名声と親の七光りという重圧に苦しんだマイケルが父子断絶を経て、その関係を見つめ直す。
『ドクトル・ジバゴ』(65)などで知られる俳優でチャップリンの娘ジェラルディン・チャップリンら子ども達も、家族だけが知るチャップリンの素顔を語る。本作の監督を務めるのも、孫カルメン・チャップリン。世界的な人気者でありながら、一人の人間で父親だったチャップリンを家族の視点で綴る。
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youtu.beさらに、ジョニー・デップやエミール・クストリッツァら、チャップリンを敬愛する各界の著名人も登場。『キッド』(1921)、『サーカス』(1928)、『独裁者』(1940)、『ライムライト』(1952)など名作の引用に加えて、本邦初公開となる家族が撮影したプライベートフィルムや貴重な記録映像を交えながら、作品に投影されるチャップリンの幼少期の記憶やユダヤ人・共産主義者のレッテル、そして放浪紳士に通じるロマの特徴や文化までをも掘り下げる。
今回、SCREEN ONLINEでは本作の特別試写会に5組10名様をご招待。ふるってご応募ください。
試写会応募概要
【試写会内容】
映画『チャップリン』 特別試写会
【日時】
12月16日(火)(上映時間:90分)
開場18:00/開演18:30
※上映後にゲストによるトークショーを開催予定
【登壇者】
澤登翠さん(活動写真弁士)
【場所】
アキバシアター アキバプラザ2F (千代田区神田練塀町3)
【当選人数】
5組10名様
【応募方法】
STEP1▶X(旧:Twitter)でスクリーン・オンライン公式アカウント(@screenonline)をフォロー。
STEP2▶対象のツイートをリポストしてください。応募完了です!
【注意事項】
*ご当選者様にはスクリーン・オンライン公式Xからダイレクトメールをお送りしますので、必ず受信できるようにご設定ください。また、同メールにURLを掲載するフォームより必要事項についてご回答いただく場合がございます。その場合、期日までのご回答が無かった場合、当選を取り消しとさせていただく場合がごございます。あらかじめご了承ください。
*その他、当日の注意事項・詳細はご当選のご連絡を差し上げる際にお伝えいたします。
【応募締切】
11月28日(金)23時59分締切
『チャップリン』
12月19日(金)より角川シネマ有楽町ほか全国順次公開
配給:アンプラグド
©The Caravan Trail, A.I.E, Kwanon Films Limited, and Submarine Sublime 2024
Charlie Chaplin™ © Bubbles Incorporated S


