もうすぐ公開！マ・ドンソク流、痛快ホラーアクションエンターテインメント『悪魔祓い株式会社』

イントロダクション

「犯罪都市」シリーズでおなじみの、韓国の国民的俳優マ・ドンソクが、悪魔祓い専門の探偵役に挑戦したオカルトアクション。ある姉妹を脅かし、苦しめる人知を超えた存在に、オカルト専門家たちが立ち向かう。悪魔や悪霊の存在を恐怖の対象に置きつつも、ドンソク作品らしい肉弾ファイトやヒューマニズム、ユーモアをまじえて、怪奇事件のてん末を描いている。

監督と脚本を手がけたのは、これが初長編作品となる新鋭イム・デヒ。オカルトの知識に長けた彼は、ドンソクとともにストーリーを練りながら、スリリングな物語を構築していった。アクション監督のホ・ミョンヘンは、「犯罪都市」シリーズなどでドンソクと組んできたスタントコーディネーターで、本作でもドンソクお得意のボクシングを生かした立ち回りを振りつけている。撮影監督には『白頭山大噴火』などの名手キム・ジヨン。

主演のドンソクのほか、少女時代のメンバーとして活躍し、女優としても『盗賊：剣の詩』などで好演をみせてきたソヒョン、「イカゲーム」シーズン２のイ・デヴィッドが共演。「刑事ロク　最後の心理戦」のキョン・スジン、『パラサイト 半地下の家族』のチョン・ジソらが脇を固める。

あらすじ

韓国各地で、科学では解決できないオカルト事件が頻発。そんなある日、心霊現象専門の探偵事務所を経営するバウのもとに、女性医師が助けを求めてきた。彼女の妹が原因不明の奇病に冒され、医学ではどうすることもできないという。調査に乗り出したバウと、その部下シャロンとキムは、背後に潜むカルト教団の陰謀や、彼らが信奉する邪神と対峙する。

登場人物

バウ（マ・ドンソク）

オカルト専門の探偵事務所を営む腕自慢の男。過去のトラウマを抱えなら、難事件の解決に取り組む。武器は、鍛え抜かれたその拳。

シャロン（ソヒョン）

かつてバウに命を救われ、彼の探偵事務所に身を置くことになったエクソシスト。一見クールだが、困っている人を放っておけない。

キム（イ・デヴィッド）

バウに助けられたことから、彼の株式会社の室長に。気弱な性格だが情報収集のスキルを生かして、バウやシャロンをサポートしている。

みどころ

１）相手が悪魔だろうがワンパンで撃退するマブリー！

「犯罪都市」シリーズでは凶悪犯たちと、『悪人伝』ではシリアルキラーと、『エターナルズ』ではモンスターと、拳ひとつで戦ってきたマ・ドンソク。そんな彼が本作で相手にするのは、悪魔という実体のない存在。すなわち、鉄拳が通用する敵ではない。この特異な状況に、ドンソクふんする主人公がどう対処するのかが見どころ。痛快な結末に注目して欲しい。

２）東洋と西洋の要素が融合したオカルト・ホラーの世界観！

悪魔祓いを題材にした作品というと、古くは『エクソシスト』、近年では『死霊館』シリーズが連想されるが、いずれも西洋の宗教観に基づいていた。対する本作は東洋を舞台にしており、十字架や聖水以外に、韓国の“清めの儀式”で使用されるアイテムも交えられ、独特のエクソシズムを表現。西洋の悪魔の種類に詳しい監督の案も反映されている。

『悪魔祓い株式会社』
2025年12月12日（金）公開
韓国／2025年／1時間32分／ギャガ配給
監督／イム・デヒ
出演／マ・ドンソク、ソヒョン、イ・デヴィッド、キョン・スジン、チョン・ジソ

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