2025年もいよいよ大詰め。新たな年2026年に向けてお待ちかねの話題作が次々と劇場にやってきます。25年見納めの1本、26年スタートの1本をこの特集で選んでみては? まずはジェームズ・キャメロン監督の「アバター」シリーズ最新作から。(文・米崎明宏/デジタル編集・スクリーン編集部)
カバー画像:『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』より © 2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

イントロダクション

歴代世界興行収入第1位&第3位作品に続くシリーズ最新作!

ジェームズ・キャメロン監督による全世界歴代興行収入第1位と第3位を誇る伝説的シリーズの最新作がいよいよ完成。舞台となるのは前2作同様、神秘の星パンドラ。地球滅亡の危機に瀕した人類がこの惑星への侵略を開始し、ここにアバターとして潜入した元海兵隊員ジェイクは、先住民族ナヴィの女性ネイティリと結ばれ家族を築いて、迫りくる人間たちと戦う決意をする……。しかし今回はナヴィであるにもかかわらずパンドラを憎むアッシュ族が登場。その指導者ヴァランは、なんと人類と手を組み、復讐を図ろうとしていた。そしてパンドラに隠された真実が明かされることに!

究極のスペクタクル3D映像で語られる新たな伝説となる本作では、森に住むオマティカヤ族から海の民、メトカイナ族へと変貌を遂げたサリー家の物語が焦点となる。このサリー家の中心となるジェイクをサム・ワーシントン、ネイティリをゾーイ・サルダナが引き続き演じるのを始め、キャストにはシガニー・ウィーヴァー、スティーヴン・ラング、ケイト・ウィンスレット、ジョヴァンニ・リビシといった実力派俳優が再び出演。新たにウーナ・チャップリン、デヴィッド・シューリスらが参加する。脚本はキャメロンとリック・ジャファ、アマンダ・シルヴァーの共同。

新キャラクターのヴァラン

あらすじ

パンドラの真実が明かされ“炎の決戦”が開幕する!

パンドラ侵略を狙う人類の資源開発局(RDA)との激闘で命を落とした長男ネテヤムのいない生活に順応しようとしているジェイク(ワーシントン)らサリー一家は、パンドラの美しいサンゴ礁でメトカイナ族との暮らしを続けていた。ネテヤムによって命を救われた人間の孤児スパイダーはサリー家の一員としてメトカイナ族に馴染んでいるが、ジェイクやネイティリ(サルダナ)らはその様子を見て、これ以上メトカイナ族と一緒にいることはできないと悟る。一家は空を航行する遊牧民部族「風の商人」ことトラリム族と出会い、その首長ペイラック(シューリス)の同意を得て、一家全員でトラリム族と共にサリー家のルーツ、オマティカヤ族の拠点であるハイキャンプへの旅に同行する。

だが一行は突然、「灰の一族」ことアッシュ族の襲撃に遭い、旅を終えることに。ヴァラン(チャップリン)が率いるアッシュ族はナヴィながら、火山による故郷の壊滅で文化と生活様式が激変。彼らはこの災厄をパンドラの母なる精霊エイワのせいだと非難していた。またその頃、RDAはジェイクたちに壊滅的敗北を受けた後、再編成と次の攻撃計画を進めているところだったが、RDAは「灰の一族」との接近を計っていた…?

ジェイクたちサリー一家にも様々な葛藤が

パンドラの知られざる側面が明かされる

覚えておくべきキーワード

【 パンドラ 】
地球滅亡の危機に瀕した人類が侵略を開始する神秘的な惑星。先住民族であるナヴィが住んでいて、大自然に囲まれている。

【 ナヴィ 】
惑星パンドラに住む先住民族たち。青い肌と四本指を持つヒューマノイドで、独自の言語ナヴィ語を話す。身長は3メートルほど。

【 オマティカヤ族 】
ナヴィの一部族で、森に住む狩猟民族。自然との調和を重んじている。元兵士だった人類出身のジェイクを受け入れる。

【 メトカイナ族 】
ナヴィの一部族で「海の民」と呼ばれるように海辺で暮らす。森を離れたオマティカヤ族のサリー一家を迎え入れる。

【 トラリム族 】
メデューソイドと呼ばれる巨大な空飛ぶ動物の助けを借りて壮観な飛行船でパンドラを移動する遊牧民。

【 マンクワン族 】
アッシュ族ともいわれる一族。大きな自然災害に見舞われかつて穏やかだった生活様式が一変。火山灰により村は荒廃。

【エイワ 】
パンドラ全体に張り巡らされた神経線維ネットワークで、パンドラの生命体はすべてエイワと繋がっており、彼らに崇拝されている。

【 RDA 】
滅亡に向かう地球のエネルギー問題解決のため貴重な鉱物アンオブタニウムの採掘を狙いパンドラ侵略を実行する資源開発公社。

画像: 今回も革新的な映像が次々展開する

今回も革新的な映像が次々展開する

『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』
2025年12月19日(金)公開
アメリカ/2025年/ウォルト・ディズニー・ジャパン配給
監督、脚本/ジェームズ・キャメロン
出演/サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーヴァー、ウーナ・チャップリン

© 2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

This article is a sponsored article by
''.