【Welcome Back! ジョニー・デップ】初来日から30年！ジョニー・デップ来日の歴史を振り返る

2011年3月『ツーリスト』

8度目の来日は2011年3月2日のことで、その9日後に東日本大震災が発生。この後しばらく海外スターの来日は不可能となり、ぎりぎりのタイミングだったとも言えそう。前回の来日時に撮影中だった『ツーリスト』の宣伝で、わずか48時間の滞在中に、フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督と会見＆イベントをこなしたジョニーは、ツーリストとして訪ねたい日本の場所を聞かれ、京都行きを熱望したところも印象的だった。

2012年5月『ダーク・シャドウ』

前回から1年2か月ぶりに『ダーク・シャドウ』でティム・バートン監督と共に日本に戻って来たジョニー。とはいえ、この時も『ローン・レンジャー』撮影中で、滞在時間わずか33時間という強行スケジュールだった。それでも震災以来、心配していた日本のファンに会えて嬉しかった様子。また時間が限られていた中で、新大久保にあるヴィンテージ・ギター・ショップを訪れていたことが判明したのは、ジョニーが帰った後だった。

2013年7月『ローン・レンジャー』

10回目となる来日は『ローン・レンジャー』のキャンペーンで、当時恋人だったアンバー・ハード、娘リリー＝ローズ、息子ジャックを伴ってやってきたジョニー。この4ショットはレアで、マスコミもファンも騒然となった。会見＆イベントには共演のアーミー・ハマーらと登場したジョニー、50歳を迎えてもクールであることの秘訣を聞かれ、戸惑いながらも「クールであるには“アンクール”であれ、ということかな」と名言を残した。

2015年1月『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』

2015年初頭に『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』の宣伝で日本にやって来たジョニーは、アンバー・ハードと手をつないで空港に到着。だが翌日の記者会見は体調不良でキャンセルというこれまでにない事態に。その晩のイベントには50分遅れで登場し、さらに翌日仕切り直しで会見を行ったジョニーは、時間を延長して記者の質問に答えてくれるサービスも。アンバーともめた？という憶測も飛んだが、帰国直後に2人は結婚した。

2016年11月「CLASSIC ROCK AWARDS 2016」

2016年の来日は俳優としてでなく“ハリウッド・ヴァンパイアーズ”の一員としてやってきたジョニー。ロック界で最も権威のある授賞式「CLASSIC ROCK AWARDS 2016」に仲間たちと参加したもの。数日前から日本入りし都内スタジオで練習していた一行は、11月11日、東京では初となるライブパフォーマンスを披露。ジョニーはギタリストとしての腕前を見せてくれた。なお、この頃ジョニーはアンバー・ハードと離婚成立したばかりだった。

2017年6月『パイレーツ・オブ・カリビアン／最後の海賊』

この時は空港に着いたのが深夜12時を回った頃にもかかわらず、1000人ものファンが待っていてくれて、ジョニーも大感激。『パイレーツ・オブ・カリビアン／最後の海賊』のキャンペーンで、共演者ブレントン・スウェーツ、カヤ・スコデラリオもイベントに登場したが、ステージ上でおふざけを連発。マイクを逆さに持って遊んだり、通訳さんにちょっかいを出したり、若手2人に無茶ぶりしたり、こんなにお茶目なジョニーは初めてかも？

番外編　2018年9月

前回の来日から1年3か月後、2018年9月13日に成田空港に到着したジョニーは、“エアロスミス”のジョー・ペリーと一緒。この時は9月15日に開催された某飲料メーカー主催のスペシャル・ライブに特別ゲストとして“ハリウッド・ヴァンパイアーズ”が出演することになり、演奏のためやってきたもの。さらにこの後ジョー・ペリーのソロ公演でもアンコールでジョニーが飛び入り参加。1週間ほどの滞在中、カラオケや和食を堪能したそう。