近年、大作映画のアニバーサリーイヤーはたくさんの催しが展開されるのも恒例に。そこで今回は、どんな名作たちが製作○○周年を迎えるのかまとめてみました!これを機に観返すのも良しです!(文・田中雄二、スクリーン編集部(NEWS)/デジタル編集・スクリーン編集部)
カバー画像:『トップガン』より Photo by GettyImage

PART 1 )製作40周年〜60周年作品

不屈の闘志『ロッキー』は2026年に製作50周年!

60周年

ベトナム戦争真っただ中の1966年に製作されたのが、スティーヴ・マックィーン主演の『砲艦サンパブロ』だ。舞台となるのは1920年代、植民地支配下の中国だが、実はベトナム戦争への厭戦感を内包した反戦映画だった。この映画でマックィーンは、生涯ただ一度のアカデミー主演賞の候補となった。ほかには、米ソ冷戦を揶揄した『アメリカ上陸作戦』、2026年にデビュー75周年を迎えるオードリー・ヘプバーン主演の『おしゃれ泥棒』などが製作された。

製作60周年『砲艦サンパブロ』(1966)

55周年

1971年、イギリス製作の『小さな恋のメロディ』が日本で大ヒットした。思春期特有の少年と少女の恋を初々しいタッチで描き、バックにはビージーズなどの曲を配した。主演のマーク・レスターとトレイシー・ハイドは一躍人気アイドルとなり、引退後も伝説的存在として語り継がれた。この年は、ほかにも『フレンチ・コネクション』『ダーティハリー』という2大刑事映画、車が主役とも言うべき『バニシング・ポイント』『激突!』なども製作された。

製作55周年『小さな恋のメロディ』(1971)

50周年

アメリカ建国200年に沸いた1976年。シルヴェスター・スタローンが3日間で書き上げたシナリオを売り込み、自身の主演で映画化した『ロッキー』がアカデミー作品賞を獲得した。ロッキーの生きざまは人々を勇気づけ、建国200年の「チャンスの国」というキャッチフレーズを実証した。ほかにも、ニューシネマを代表する『タクシードライバー』、社会派の『ネットワーク』『大統領の陰謀』『オーメン』『キャリー』といったホラーも製作された。

製作50周年『ロッキー』(1976)

「インディ」「トップガン」もアニバーサリーイヤー!

45周年

1981年のナンバーワンヒットとなったスティーヴン・スピルバーグ監督、ジョージ・ルーカス製作の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』は、彼らが少年時代に親しんだ古典的な連続活劇を最新テクノロジーでよみがえらせたものだった。ほかには、主題歌が大ヒットした『エンドレス・ラブ』『ミスター・アーサー』、スター俳優ウォーレン・ビーティーが監督した『レッズ』、特殊メイクや特撮を駆使したホラー『死霊のはらわた』『ハウリング』なども製作された。

製作45周年『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981)

40周年

1986年はトム・クルーズの当たり年。『トップガン』で若きエリートパイロットをはつらつと演じ、シビれるほどカッコいい制服姿、戦闘機F 14に乗り込む勇姿などが若者の心を捉え、たちまちトップスターの座に就く。『ハスラー2』では大スターのポール・ニューマンを向こうに回し、若きハスラー役を見事に演じた。ほかには、特撮を生かした『エイリアン2』『ザ・フライ』、青春映画『スタンド・バイ・ミー』、ベトナム戦争映画の代表作『プラトーン』などがある。

画像: 製作40周年『トップガン』(1986)

製作40周年『トップガン』(1986)

当時の読者人気が高かった2026アニバーサリー作品【 1960’s〜1980’s 】
☆はSCREEN映画大賞1位

1966年製作〈60周年〉
□『砲艦サンパブロ』
□『おしゃれ泥棒』
□『天地創造』
□『グラン・プリ』
□『天使の詩』
□『アメリカ上陸作戦』など

1971年製作〈55周年〉
□『小さな恋のメロディ』
□『時計じかけのオレンジ』
□『ダーティハリー』
□『フレンチ・コネクション』
□『バニシング・ポイント』
□『激突!』など

1976年製作〈50周年〉
☆『ロッキー』
☆『さすらいの航海』
□『タクシードライバー』
□『がんばれ!ベアーズ』
□『ネットワーク』
□『大統領の陰謀』など

1981年製作〈45周年〉
☆『レイダース/失われたアーク〔聖櫃〕』
□『キャノンボール』
□『愛と哀しみのボレロ』
□『エンドレス・ラブ』
□『マッドマックス2』など

1986年製作〈40周年〉
☆『トップガン』 
☆『スタンド・バイ・ミー』
□『エイリアン2』 
□『ハスラー2』
□『プラトーン』
□『サンダーアーム/龍兄虎弟』など

Photos by Getty Images

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