名優ジャン=ルイ・トランティニャン主演、仏・伊・米合作のクライム・サスペンス、『パリから来た殺し屋』(1972、配給 コピアポア・フィルム)が、制作から半世紀以上を経て日本初公開決定。2026年4月3日(金)より新宿武蔵野館他にて全国順次公開。この度、日本オリジナルのポスタービジュアルと特報が解禁に。

殺し屋の標的になった殺し屋が、“天使の街”ロサンゼルスを彷徨う

『パリから来た殺し屋』(72)は、『男と女』(66)、『暗殺の森』(70)などで名高いフランスの名優、ジャン=ルイ・トランティニャン主演によるフランス、イタリア、アメリカ合作のクライム・サスペンス。トランティニャン以下知名度の高い人気スターの競演作だったにもかかわらず、当時なぜか日本では公開されず、遥か数十年前にTV放映されたきりで、VHSもDVDも発売されなかった。映画マニアの間でも知る人ぞ知る作品だったが、今回、4Kリマスター版による日本初公開が決定した。

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共演は『愛の狩人』(71)のアン=マーグレットと『フレンチ・コネクション』(71)のロイ・シャイダー。本作公開の前年、それぞれの作品でアカデミー賞・助演賞候補となり注目された二人に加え、『殺しの分け前/ポイント・ブランク』(67)のアンジー・ディキンソン、さらに『狼の挽歌』(70)のミシェル・コンスタンタン、『ビッグ・ガン』(73)のウンベルト・オルシー二という、仏・米・伊、三か国の個性派たちが豪華競演を繰り広げている。その他にも、『ブリット』(68)のフェリス・オーランディ、『現金に身体を張れ』(56)のテッド・デ・コルシア、『ゴッドファーザー』(72)のタリア・シャイア、『がんばれ!ベアーズ』(76)の子役ジャッキー・アール・ヘイリーら、当時の洋画ファンなら馴染み深い顔ぶれが続々と登場。

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監督は、アラン・ドロン主演の『ボルサリーノ』2部作(70/74)、『フリックストーリー』(75)などで知られるアクション職人ジャック・ドレー。歯切れよい語り口、迫力の銃撃戦とカーアクションに鮮やかな腕前を発揮している。脚本は、前記『ボルサリーノ』などでドレーと組んだ他、ルイ・マル、ルイス・ブニュエル、ミロス・フォアマン、フォルカー・シュレンドルフ、大島渚、フィリップ・カウフマンなどの巨匠、名匠たちの作品を執筆し、国際的に活躍したジャン=クロード・カリエールが担当。ミシェル・ルグラン作曲のクールなフレンチ・ファンクも聴きどころだ。

画像3: 殺し屋の標的になった殺し屋が、“天使の街”ロサンゼルスを彷徨う

『パリから来た殺し屋』には、監督ドレーと脚本家カリエールという、フランスから来た二人の異邦人たちの目に映ったロサンゼルスの異形の風景、風俗の魅力がたっぷり描かれている。読み捨て犯罪小説=“パルプ・フィクション”のカッコ良く、下世話な面白さに満ちたこの作品は、20数年後に話題となるタランティーノ作品をも思わせる異色の快作だ。

●ポスター&特報

この度解禁となった日本オリジナルのポスタービジュアルは、殺し屋ルシアン(J=L・トランティニャン)が劇中で撮る証明写真がそのまま使用され、キャッチコピーには、天使の街で罠に落ちた。という、天使の街=ロサンゼルスで標的となる主人公の危機的状況が表されている。

画像: 『パリから来た殺し屋 4K』特報 youtu.be

『パリから来た殺し屋 4K』特報

youtu.be

特報は、証明写真機で撮影されたルシアンの連写3カット~L.A.の空撮~拳銃のアップ~標的を始末するルシアン、と続き、自身が標的となり逃走するルシアン~深夜のカーチェイス~トップレス・バーで踊る白塗りダンサー~白昼のドライヴインシアター~ルシアンと殺し屋(ロイ・シャイダー)の銃撃戦、と見せ場が連続。ジャン=ルイ、アン=マーグレット、ロイ・シャイダー、アンジー・ディキンソンと豪華キャストが紹介された後、仏・米・伊の豪華スター競演 クライム・サスペンス超特作 日本初公開! の文言で締め括られている。

© 1972 Gaumont (France) / Mondial TE-FI Televisione Films (Italie)

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