映画を深く愛するSCREEN読者が選んだ、2025年のベストテンをいよいよ発表!集計の最中、寄せていただいたコメントを受けて、胸が熱くなる場面が何度もありました。ご投票いただきまして、ありがとうございます。作品部門では、愛されスターたちの変わらぬ魅力や新たな魅力を見せつけた大作を中心に、映画館映えした作品が勢ぞろいしました。(文・平沢薫/デジタル編集・スクリーン編集部)

監督部門:話題作の監督に加えて、今年旅立った名匠も

作品部門にランクインした作品の監督たちが名を連ねますが、順位は作品部門と違うのも興味深いポイント。新作のなかった監督もランクインするなど、映画ファンたちの愛を感じる結果となりました。

上位を占めるのは人気映画の監督という納得のランキング。この部門の常連ジェームズ・キャメロンは人気シリーズ「アバター」最新作のアクションと感動の相乗効果の演出が評価されて堂々の第1位。3位、4位は、昨年は20位圏外だったが新作が大人気の2監督。3位のポール・トーマス・アンダーソンは『ワン・バトル・アフター・アナザー』が評価され賞レースを爆進中。4位のクリストファー・マッカリーは『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』でトム・クルーズの魅力を最大限に引き出した。

また、上位には早くも今後公開の新作への期待値を反映した顔ぶれも。2人ともランキング上位の常連だが、2位のスピルバーグは久々のSF大作『ディスクロージャー・デイ』が6月全米公開、5位のクリストファー・ノーランはオールスターキャストの叙事詩超大作『オデュッセイア』が7月全米公開。どちらも今から映画ファンの心を弾ませている。

ランキング後半には、前回の20位圏外からジャンプアップした監督が多数。8位のギレルモ・デル・トロがずっと映画化を熱望してきた『フランケンシュタイン』の独自の映像美。10位のディーン・デュボアの『ヒックとドラゴン』のアニメ版に負けない実写ならではの壮大な大自然。11位のショーン・ベイカーの『ANORA アノーラ』のリアルで鮮烈な映像とヒロインの生命力。12位のライアン・クーグラーの『罪人たち』の1930年代の米南部を舞台に、音楽とヴァンパイアと人種問題を掛け合わせた演出術。映画のさまざまな魅力が本誌読者に評価された。

また、昨年逝去したロバート・レッドフォードが、映画ファンの追悼と感謝を集めて17位に。彼を挟むのが、新作がなくてもランクインする名匠2人、16位のクリント・イーストウッドと、18位のリドリー・スコット。スコット監督は『フランケンシュタイン』のジェイコブ・エロルディ主演の映画『ザ・ドッグ・スターズ(原題)』が本年全米公開で、次のランキングを賑わせそうだ。

監督部門 1位〜20位発表

第1位:「アバター」最新作でも圧巻の映像!
ジェームズ・キャメロン

画像: ジェームズ・キャメロン Photo by Pascal Le Segretain/Getty Images

ジェームズ・キャメロン
Photo by Pascal Le Segretain/Getty Images

画像16: 【第75回 あなたが選ぶSCREEN映画大賞】作品・監督部門 発表

こんなに名作を送り出せるのはこの人だけ!
(40代・女性)

第2位
スティーヴン・スピルバーグ

画像: スティーヴン・スピルバーグ Photo by Monica Schipper/Getty Images

スティーヴン・スピルバーグ
Photo by Monica Schipper/Getty Images

第3位
ポール・トーマス・アンダーソン

画像: ポール・トーマス・アンダーソン Photo by Kevin Winter/Getty Images for Critics Choice Association

ポール・トーマス・アンダーソン
Photo by Kevin Winter/Getty Images for Critics Choice Association

1位:ジェームズ・キャメロン
2位:スティーヴン・スピルバーグ
3位:ポール・トーマス・アンダーソン
4位:クリストファー・マッカリー
5位:クリストファー・ノーラン
6位:ジェームズ・ガン
7位:ティム・バートン
8位:ギレルモ・デル・トロ
9位:アリ・アスター
10位:ディーン・デュボア
11位:ショーン・ベイカー
12位:ライアン・クーグラー
13位:エドガー・ライト
14位:ロバート・ゼメキス
15位:ニコライ・アーセル
16位:クリント・イーストウッド
17位:ロバート・レッドフォード
18位:リドリー・スコット
19位:ギャレス・エドワーズ
20位:ガイ・リッチー

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