イントロダクション

『E.T.』『となりのトトロ』などを彷彿とさせる、少女とふしぎな生き物の冒険ファンタジー
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』『ウォーフェア 戦地最前線』など数々の革新的な作品を世に送り出している独立系映画スタジオ「A24」による初の本格ファンタジー。ふしぎな生き物“オチ”と孤独な少女が繰り広げる冒険を、イマジネーションあふれる絵画のような映像表現と温かみのあるノスタルジックなタッチで描く。
幼いオチと心を通わせる主人公の少女を演じるのは『この茫漠たる荒野で』『システム・クラッシャー』などで天才子役として絶賛され、一躍次世代の最有望株となったヘレナ・ツェンゲル。種族を超えた交流を通して感情を解放していく少女の成長を瑞々しい演技で体現している。村の若者たちを率いてオチを執拗に追う厳格な父親マキシム役には『哀れなるものたち』の名優ウィレム・デフォー。また『戦火の馬』のエミリー・ワトソン、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シリーズのフィン・ヴォルフハルトら豪華キャストが共演している。
物語の舞台は、深い霧に包まれた黒海に浮かぶ島。人々から恐ろしい怪物として何世代にもわたり忌み嫌われてきた未知の生き物オチ。群れからはぐれ、傷ついた幼いオチを見つけた少女ユーリは、村の伝承とは違う無垢な姿に心を開き、オチを家族のもとへ返すため危険な旅に出る。
監督を務めるのはビョークをはじめとする著名アーティストのミュージックビデオを手掛けてきた映像作家アイザイア・サクソン。本作が彼の長編デビュー作となる。CG全盛の時代にあえてパペット(操り人形)などのアナログな造形を取り入れ、『E.T.』『となりのトトロ』『もののけ姫』など監督が愛する名作を彷彿とさせる、幻想と現実が溶け合う魔法のような映像世界を創り上げた。
ストーリー
孤独に生きてきた少女が言葉を超え、ふしぎな森の生き物と心を通わせる

アナログな手段によって命を吹き込まれたオチのかわいさと生き生きとした存在感も見どころ
人里離れた黒海の島の奥深い森には、大きな瞳と耳を持つふしぎな生き物“オチ”が棲み、人々は何世代にもわたり、その存在を恐れ遠ざけてきた。好戦的な父・マキシム(ウィレム・デフォー)は息子ペトロ(フィン・ヴォルフハルト)、そして少年らからなる狩猟隊を率い、オチ狩りに執着しているが、娘ユーリ(ヘレナ・ツェンゲル)は父の姿勢に疑問を抱いている。母ダーシャ(エミリー・ワトソン)はユーリが幼い頃に家族の元を去っており、そのことがユーリの心に深い影を落としている。
ある日ユーリは、狩猟の最中に怪我をした幼いオチを見つけ、密かに家に連れ帰り傷の手当てをする。孤独感を抱えるユーリは、ひとりぼっちのオチに言葉にならない結びつきを感じる。伝承とは違うオチの“本当の姿”を知ったユーリは、幼い命を家族の元へ返すため冒険の旅に出る。
キャラクター紹介

ユーリ(左)、オチ(右)
ユーリ(ヘレナ・ツェンゲル):人里離れた島に住む孤独な少女。幼いオチと強い結びつきを感じる。
オチ:森に棲む未知の生き物。怪我をしていたところをユーリに助けられる。

マキシム(左)、ペトロ(右)
マキシム(ウィレム・デフォー):ユーリの高圧的な父親であり、村をオチから守る自警団のリーダー。
ペトロ(フィン・ヴォルフハルト):ユーリの血のつながらない兄。マキシムに認められたいと願っている。

ダーシャ
ダーシャ(エミリー・ワトソン):ユーリの母親。マキシムと距離を置き、荒野で羊飼いをしている。
『OCHI!-オチ-』
2026年4月3日(金)公開
アメリカ、イギリス、ルーマニア、ハンガリー/2025/1時間35分/配給:ハピネットファントム・スタジオ
監督:アイザイア・サクソン
出演:ヘレナ・ツェンゲル、フィン・ヴォルフハルト、エミリー・ワトソン、ウィレム・デフォー
©2024 KURKAMART LLC AND IPR.VC FUND II KY. ALL RIGHTS RESERVED.

