衣食住の枠を超えて生活文化の向上発展に寄与していくことを目的として設立された「一般財団法人日本ファッション協会」では、顕彰事業として「日本クリエイション大賞」および「シネマ夢倶楽部 表彰」を毎年選考しており、表彰式でその栄誉を讃えてきた。
「日本クリエイション大賞」は、製品、技術、文化活動、地域振興などジャンルを問わず、クリエイティブな視点で生活文化の向上に貢献し、時代を切り拓いた人物やプロジェクトを表彰対象としてきたが、2025年度は「大賞」1件と「先進洗身賞」「トイレソリューション賞」「ローテクの知恵袋賞」各1件を「顕彰制度委員会」で選考。
「シネマ夢倶楽部 表彰」は、毎年国内で公開された新作映画からベストシネマの上位3位を選定する「ベストシネマ賞」、映画を通して生活文化の発展などに貢献する活動に贈る「シネマ夢倶楽部賞」、新しい時代の映画や才能、意欲的な活躍をした監督、俳優に贈る「推薦委員特別賞」を選考。
その両賞の表彰式が3月24日(火)、帝国ホテル東京にて執り行われた。
「第23回シネマ夢倶楽部 表彰」の「ベストシネマ賞」第1位は、実写邦画興行収入歴代1位の記録を22年ぶりに更新、第49回日本アカデミー賞では最優秀作品賞をはじめ最多10部門で最優秀賞を獲得するなど数多の映画賞を受賞、2025年の日本映画界を席巻した『国宝』が選出された。
また、「シネマ夢倶楽部賞」は、市民運営の映画館として40年、新潟の映画文化活動の功績から、新潟・市民映画館 シネ・ウインドが表彰され、「推薦委員特別賞」は『秒速5センチメートル』の奥山由之監督、『国宝』『秒速5センチメートル』に出演した森七菜に贈られた。

『国宝』(監督:李 相日 配給:東宝)
© 吉田修一/朝日新聞出版 ©2025 映画「国宝」製作委員会

