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進化するアンディの20年目の“オトナ”コーデに注目!
『プラダを着た悪魔』(‘06年)から20年。あの時、ジャーナリスト志願だったアンディ(アン・ハサウェイ)は、一転、ファッション誌ランウェイの鬼編集長、ミランダ(メリル・ストリープ)の下で服に対する審美眼を学ぶことになる。
前作が、毛玉だらけのセーターで出社していたアンディの変身もの、つまり、シャネルやミュウミュウを使ったシンデレラ物語だったのに対し、公開が迫る続編は報道の世界で経験を積んでランウェイに戻ってきたアンディの進化がテーマだ。
今回、パトリシア・フィールドに代わって衣装コーディネートを担当するモリー・ロジャースが選んだブランドとコーデを一言で表現すると”大人”。ヴィンテージやメンズウェアが炸裂する各スタイルを一足先にロケ現場からお届けしよう。
「黒とグレー」で作る、極上のハンサム・モード

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この日のアンディは黒とグレーで統一。ストレートのパンツスーツに黒のボタンアップブラウスを合わせている。黒いサングラスはブルガリ、ネックレスはジェマ・ウィン、そしてまたも、コーチのヴィンテージ・バッグを肩から下げている。裾からチラッと見えるのはゴールデングースのウエスタンブーツだ。
ラバンヌのブルードレスを纏う、煌めきのイブニング

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劇中でアンディが着こなす印象的なイブニングウェアは、光沢素材に定評があるラバンヌのブルーのドレス。ドレスの青に合わせたレネ・カオヴィラ(イタリアの靴メーカー)のストラップサンダルと、チェーンメイルのバッグが過剰ではなく光を放っている。これを観ると、早く映画が観たいと思ってしまうのだ。
『アニー・ホール』を再解釈した、現代のベスト・スタイル

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モリー・ロジャースがアンディのために取り入れたメンズウェアは、『アニー・ホール』(’77年)でダイアン・キートンが愛用していたベストに代表される。ワインレッドのベストの下にはガブリエラ・ハーストのブルーストライプのマキシドレスというレイアードが心憎い。足元はクロコ型押しレザーのニーハイブーツ。
ミニマルを極める、白とヴィンテージの調和

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これも白をテーマにしたコーデ。ニューヨークを起点に活躍するイスラエル出身のデザイナー、ニリ・ロタンのバレルレッグパンツ、フィービー・ファイロのTシャツ、そして、他でもよく見かけるヴィンテージのコーチのブリーフケースをここでも下げているアンディ。どうやらこのショルダーが彼女のお気に入り?
「サカイ」で遊ぶ、洗練のミリタリー・バランス

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丈の短い白の開襟シャツは捲り上げた袖とのバランスが絶妙だ。両サイドに大きなポケットが付いたカーキ色のプリーツスカートを加えた2点は、今や日本を代表する人気ブランドに成長したサカイ。編み込みのヒールはニューヨークのガブリエラ・ハースト、サングラスがロンドンのオリバー・ゴールドスミス。
『プラダを着た悪魔2』
2026年5月1日(金)公開
アメリカ/2026/配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:デヴィッド・フランケル
出演:メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチ、トレイシー・トムズ、ティボー・フェルドマン、ケネス・ブラナー、シモーヌ・アシュリー、ジャスティン・セロー、ルーシー・リュー、パトリック・ブラモール、ケイレブ・ヒーロン、ヘレン・J・シェン、ポーリーン・シャラメ、B・J・ノヴァク、コンラッド・リカモラ
