この世は絶望か、希望か?神は証明できるのか────
『エクソシスト』の原作者ウィリアム・ピーター・ブラッティが自らメガホンをとり、『エクソシスト』『エクソシスト3』とあわせて“信仰の神秘”三部作と称される自身の小説「The Ninth Configuration」を映像化した作品がこの『トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン』だ。ヴェトナム戦争末期、戦場での凄惨な体験から精神を病んだ軍人たちが隔離された古城の精神病院を舞台に、信仰、人類を蝕む闇、そして世界に対する恐怖をひとりの精神科医と患者たちとの対話をとおして描き、第38回ゴールデングローブ賞ではブラッティが脚本賞を受賞。日本では長らく未公開だったものの、カルト作として絶大な人気を誇る本作は4月24日(金)より【新宿ハードコア傑作選2】の1本として1週間限定で上映された。しかしその衝撃的な内容が話題となり、リピーターも続出。急遽、全国順次公開されることが決定した。


秘密を抱えるケーン大佐を演じるのは、『センチュリアン』『エスケープ・フロム・L.A.』など70年代から多くの重要作、秀作に出演する名バイプレイヤー、ステイシー・キーチ。カットショー大尉役には映画のみならず『CSI:科学捜査班』『ウォーキング・デッド』などドラマシリーズでも活躍するスコット・ウィルソン、また、『エクソシスト』のカラス神父役で知られるジェイソン・ミラー、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のジョージ・ディセンゾ、『エクソシスト3』のエド・フランダース、『地獄のコマンド』『ダーティハンター』などの悪役俳優リチャード・リンチなどクセの強い名優たちが脇をかためているのも見どころだ。

このたび、メインビジュアルも解禁。スコット・ウィルソン演じる宇宙飛行士のカットショー大尉は月行きロケット発射の直前に精神を病んでしまうが、絶対的な“無”の世界である宇宙にキリストの十字架が立てられている、信仰と恐怖をめぐる本作を象徴するビジュアルが完成した。

神はいるのか、この世は無か────。『トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン』は、狂気と正気の境目がさらにあいまいになった世界に一筋の光をもたらす、異形の傑作である。


【あらすじ】
人里離れた山奥に建つとある療養施設。ベトナム戦争で精神に異常をきたした兵士たちとともに、ロケット発射の直前に発狂し収容された宇宙飛行士ビリー・カットショー大尉も治療を受けていた。そこに精神科医ハドソン・ケーン大佐が着任するが、ケーンはやがて悪夢に悩まされていく。

1980 / アメリカ / カラー / 118分
原作・監督・脚本・製作:ウィリアム・ピーター・ブラッティ 撮影:ジェリー・フィッシャー 音楽:バリー・デ・ヴォーゾン
出演:ステイシー・キーチ、スコット・ウィルソン、ジェイソン・ミラー、エド・フランダース、ネヴィル・ブランド、ジョージ・ディセンゾ、モーゼス・ガン、ロバート・ロジア
提供:マーメイドフィルム 配給:コピアポア・フィルム
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